夢に向かって努力している人へ。老子の名言「言葉に気をつけなさい。言葉は…」英語&和訳
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回は老子の名言をご紹介します。老子(紀元前6世紀頃)は古代中国の思想家で、道教の創始者として有名です。
今回は、夢に向かって努力している人に届けたい老子の名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
夢に向かって努力している人へ。老子の名言「言葉に気をつけなさい。言葉は…」英語&和訳
「思考に気をつけなさい。思考はあなたの言葉になる。言葉に気をつけなさい。言葉はあなたの行動になる。行動に気をつけなさい。行動はあなたの習慣になる。習慣に気をつけなさい。習慣はあなたの人格になる。人格に気をつけなさい。人格はあなたの運命になる」
老子(古代中国の思想家)
言葉の力は偉大だなと思うのですね。
例えば、言葉によって人との距離感が変わりますよね。丁寧な言葉を使えば、相手と少し距離ができますし、砕けた言い方をすれば、相手との距離を縮めることもできると。
英語にも敬語はあるのですよね。上司や先生など目上の人に対して使うと失礼な言い方というのは英語にもあるのですね。
その人の立場によっても使う言葉は変わりますよね。私の姉なのですが、30歳くらいの時に大きな失恋を経験したのですね。7年付き合っていた人と別れたのですよね。姉は結婚願望が強くて、早く結婚したかったようなのですが、相手の方があまりその気がなかったようで。
その時に姉がひどく落ち込んだのですね。「つらい」とか「もう生きてる意味がない」とか、毎日泣いていました。それからしばらくして、お見合いをしたのですね。母の勧めで。そこで今の夫と出会って、無事結婚することになったのですが、その過程で使う言葉が確実に変化していったのですね。
7年付き合っていた人と別れたばかりの頃は、不平・不満・弱音ばかりだったのが、今の夫と出会う頃には不平・不満など全く言わなくなっていたのですね。
もちろん、状況が改善してその結果言葉が前向きになるということもあると思うのですが、反対に、言葉を前向きにすることで状況を改善させるということも可能なのではないかなと。
私たちは言葉を変えることで人との距離感をコントロールしていますよね。それと同じように、自分たちの置かれている状況も言葉によって変えることができるのではないかなと。
夢に向かって努力している人へ。「夢」に関する名言3選
いかがでしたでしょうか?今回は老子の名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『老子の名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、老子の名言を11句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『辛い時に元気が出る言葉・名言50選【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、辛い時に読むと元気が出る世界の偉人たちの言葉を50句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「夢」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「楽観主義は物事を達成へと導く信仰です。希望と自信なしには何事をも成し遂げることはできません」
ヘレン・ケラー(アメリカの作家・社会福祉活動家)
「目標を設定することは、見えないことを見えるようにするための第一歩です」
アンソニー・ロビンズ(アメリカの作家)
「他の人が夢をかなえる手助けをしなさい。そうすればあなたの夢もかないます」
レス・ブラウン(アメリカのモチベーショナル・スピーカー)
お読みいただき、ありがとうございました!