【横浜市港北区】人気の秘訣は二人三脚と笑顔?新羽で人気のラーメンの美味しさは味だけにあらず!【麺唐】
横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!
今回紹介したいお店があるのは、港北区新羽町。
横浜市最大の一級河川である鶴見川にグルリと取り囲まれた街で、平成の初め頃までは街じゅうに小さな町工場がひしめくところでした。
筆者はこの新羽町で育ち、学校も新羽小学校〜新羽中学校の出身です。
時代は昭和から令和に変わりましたが、旧友が今なお多く住み、懐かしさもあってよく訪れている街なのです。
そんな新羽町の、「新羽小学校入口」交差点前、「中之久保ショップ」の1階。
地元で人気のラーメン屋さん、その名も「麺唐」さんです。
ここは平成の初め頃まで文具店があってずいぶんお世話になっていましたが、いつの間にか大人気のラーメン屋さんに変わっていました。
まず、人気の秘訣はアクセスの良さでしょう。
バス停「中之窪町」の目の前であり、地下鉄「新羽」駅と「新横浜北」駅の中間くらいで、どちらも徒歩圏内。
そして、お店の前には駐車場もしっかり完備されています。
では、さっそく入店。店内はカウンターが7席、4人がけテーブルが1卓、お座敷2卓といった構成。
いつもは店内写真を撮らせていただくのですが、ほぼ満席だったので撮りませんでした。
その代わりにメニュー写真をどうぞ。
メニューはいろいろあって、基本の「とんこつ醤油」から「とんこつ味噌」、「地獄ラーメン」などいろいろです。
また、たくさん食べたいときにオトクなランチセットも揃っています。
餃子がセットに入っているのはよく見ますが、シュウマイが入っているのは珍しいのかな。
さて、今回注文したのは「のりラーメン」(870円)。
麺の固さ・味の濃さ・油の多さが選べますよ、との事ですが全て「ふつう」でお願いしました。
カウンターに座ると、フルオープンライブのキッチンを眺めていることができます。
ラーメン担当のマスターと、注文・お会計・サイドメニューを担当されている奥様の二人三脚が素晴らしすぎて、絶妙なコンビネーションはまるでサーカスを見ているかのよう。
チャッチャと手際よく湯切りされて、華麗に供されたマイラーメン。
うーん、供された瞬間にホワホワと香ってくる豚骨と鶏脂の良い香りがたまりませんねぇ。
▼スープ
はやる気持ちをおさえ、まずはスープから。
一口飲むと一気に広がる、豚骨の濃厚かつ優しいダシのコクが素晴らしいです。
「濃厚で優しい」というとおかしな表現のようですが、お口に含むたびにお口の内側、上下左右にジワジワジワジワ響いてくるコクが素晴らしいのです。
それでいて、しつこくなくスッキリとした味わい。
40代も後半に突入した身でも、もたれずに楽しめる優しくも後を引くスープです。
▼麺
麺は、家系としては少し細めに感じる麺です。
断面は綺麗な四角でもっちりとしており、スープとの相性もいいですねぇ。
茹で加減もプリッとシコッとしていて、いくら食べても飽きのこない美味しい麺です。
▼具材
チャーシューは、しっかりとバラが2枚。
トロトロすぎずに適度な固さで、噛めば噛むほど肉の食感がしっかり!
そして、ジュワリとあふれる肉汁を楽しめるジューシーさもいいですねぇ。
海苔は7枚ですが、今まで見てきた海苔に比べてツヤッツヤです。
この海苔にスープを吸わせて、麺を巻いて食べるのが好きなのです。
他に、ほうれん草とシナチクが入っていました。
◆◇◆後記◆◇◆
この新羽町という街は、かつては外食産業というものは皆無でした。
しかし、地下鉄が開通して駅前も栄え、工場がどんどんマンションに変わっていき、ずいぶん賑やかになりました。
極め付けは、この「麺唐」さん。
真面目なマスターさんが作る間違いのないラーメンを、ニコニコ明るい奥様が供される新羽町民のオアシス。
このご夫婦の技術と笑顔、そして二人三脚のコンビネーションで仕上げられるラーメンであるからこそ、絶え間なき人気を誇るのでしょう。
こんな素晴らしいお店ができるなんて初めから知っていれば、そもそも新羽から引っ越さなかったのになぁ!! と、最後に残ったスープをすすりながら感慨にふけったのでした。
お試しを!
麺唐 ( Yahoo!ロコ )
045-547-1600
営業時間
定休日
火曜日〜土曜日 11:30〜14:00 (LO 13:50) 18:00〜21:00 (LO 13:50)
日曜日 11:30〜14:00 (LO 13:50) 18:00〜21:00 (LO 13:50)
または全日ともスープや麺が売り切れ次第
定休日 毎週月曜日・第1、3日曜日
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。