【京都市下京区】綾小路通にはグルメがいっぱい 1週間に2度食べたくなるパン屋の山椒の塩パン食べてみて
綾小路通は四条通の1本南を走る通りで、寺町通から西院の葛野東通(かどのひがしどおり)に至る路。江戸時代には寺町通から大宮通までを指していました。平安京のほぼ中央を東西に走った綾小路にあたり、豪商も多く、鉾町が多く集まることからも古くから裕福な商人の町だったといわれています。
そして富小路通は平安京には存在せず、豊臣秀吉による天正の地割で新設された通りです。平安京にある同名の富小路は一本東の現在の麩屋町通がそれにあたります。麩屋町通(ふやちょうどおり)は、麩や豆腐を扱う商人の町だったことからその名が付けられたといわれています。
その麩屋町通から柳馬場通までの綾小路通を2024年5月24日に歩いてみました。この通りには京町家をリノベーションした店舗が目立ちます。「KAKIMARU 綾小路店」(外部リンク)は、貝と白ワインのバル、美味しい牡蠣が年中提供され、世界のビールや厳選ワインとともに食べられます。
「餃子酒場ROOKIE綾小路店」(外部リンク)は、京都餃子や京野菜肉巻串、京都ポークのチャーシュー、京豆腐の肉豆腐など「京都の良さをもっと伝えたい」との思いから京都の食材にこだわったメニューを堪能できる店。京都餃子は出汁醤油や酢味噌につけて食べるあっさりですが白味噌の深みがある餃子で女性たちにも大人気です。
関西テレビ放送の「よ~いドン!」でも紹介された「2/7 kitchen BAKERY」がありました。1週間に2度食べたくなるパン屋さんをコンセプトにしているところからその名があります。一番人気の「クロワッサン」は、国産小麦をはじめ、個性豊かな、なんと5種類の小麦を独自ブレンドした生地に、ベルギー産バターが織り込んであります。サクッと香ばしい皮の食感でめちゃ美味。
石臼挽きのライ麦を使用した「カンパーニュ=田舎風パン」は、天然酵母の程よい酸味としっとりした食感が味わい深いです。フランス産のバトンショコラを挟んで焼き上げた「パン・オ・ショコラ」は、バリっと軽い皮目の香ばしい食感と、とろけるショコラの絶妙なハーモニーがたまりません。
今週のおすすめとあった、やわらかなパン生地に、国産山椒を直前に挽いて包み込み焼き上げた「山椒の塩パン」を食べてみて驚きました。シンプルなのにこれはくせになります。4種の小麦をブレンドしてあり、山椒の香りとバターが染み込んだパンの味わいが絶品の大人の塩パンです。
早朝から営業しているのも嬉しいですね! サンドイッチ系も含めてラインナップはまだまだあります。ぜひ立ち寄ってみてください!
「2/7 kitchen BAKERY」(外部リンク)京都市下京区綾材木町207-3 075-353-1930