梅が見頃を迎え、後を追いかけ桜の季節が秒読みとなったこの頃。
開花したら、さあどこで桜を見ようか？
梅よりも桜の方が一般的に目にすることが多く、パッと想像するだけでも山や畑に公園の敷地内、そしてお寺に学校などなど・・様々な場所で、華やかな彩りの風景を見ることができる。

宮城県東松島市内でも、いくつかの桜の見学場所があるが、その中でも'百本の桜並木'がある奥松島クラブハウスの「百本桜」をご紹介しよう！

奥松島クラブハウスとは、東松島の食材を活かした料理が特徴のお食事処や、写真などの展示スペースに、盆栽に特化した日本庭園、多種類の紅葉（もみじ）が生育している回廊などなどが、黒を基調とした和風で近代的な建物を中心にして構成されている。

この広い敷地内の一部に、'百本桜'があるのだが開花するまでは、あまり目立つ案内板が無いため、大抵の人はあまり気にせずに素通りしてしまっているかもしれない。
実は、ちゃんと華奢な案内板が設置されてあるのだ。

上記写真の下部にそっと写っている「百本桜」の杭。実はこの側にある細い木々が'桜'なのだ。桜の木々は、道なりに沿って植えられているので、開花の頃にはピンク色の1本線のように横一列に、桜がウワッと広がる訳だ。
具体的な場所だが、以前の記事でもご紹介した「のびる（ノ）茶屋」の黒い小さな建物と、奥松島クラブハウスの黒い建物の間を通っている道（*上記写真の道）、この通りに沿って百本桜は植えられている。

現在（2023年3月14日時点）の桜の状態だが、つぼみも丸々とした姿で先端は薄い桜色がうっすらと見えている段階。早くて3月末または4月上旬には、ぽつりぽつりと開花が期待できそうだ（あくまでも予想）。

多くの人々に百本桜を楽しんでもらえた日には、桜自体も喜びを感じるかもしれない。
野蒜地域の新たな集いの場所として誕生した「奥松島クラブハウス」に、ピンク色の桜の道ができあがるまで、あともう少し。
さあ、みんなでお花見の準備をしておこうじゃないか！