間も無くゴング!WBAミドル級コンチネンタル・アメリカタイトルマッチ
92歳のドン・キングが手掛ける興行が、今夜催される。メインイベントは、18勝(11KO)7敗のヴォーン・アレキサンダーと、17勝(11KO)2敗のアイアン・グリーンが、WBAミドル級コンチネンタル・アメリカのタイトルを争う。
リミットいっぱいの160パウンドで前日計量をパスしたヴォーンは言った。
「この機会を与えられたことに感謝している。数年前は準備不足だったかもしれないが、今は状況が異なる。私は完全に成人した男だ。妻も子供もいる。アイアンを軽視している訳ではないが、単なるファイターであり、私ほど勝利に飢えてはいないさ。
誰もが様々な目的のために戦っているが、自分は世界タイトル挑戦まで、あと数戦まできたよ。ミドル級に注目すべきだ。私が誰なのかを知らしめるさ。
158.6パウンドで計量をクリアしたグリーンも話した。
「何よりもまず、この機会を与えてくださった神に感謝したい。また、試合を組んでくれたドン・キングにもお礼を言う。説明する必要も無いが、ファイトに向けてやるべき事は、全てやった。準備万全。当日が待ち切れない。
俺は自分が平均的なミドル級じゃないと証明したい、自分が世界最高のミドル級であることを示すよ」
全盛期の勢いは半減しているが、92歳となってもプロモーターとして怪気炎を上げるキングは、いかなるイベントを提供するのか。間も無く、ゴングだ。