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昔懐かしい脂感強めなコッテリとした豚骨ラーメン〈今も一杯450円という福岡の低価格ラーメン店の一つ〉

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

2008年創業で今年16年目になる「博多屋台 福芳亭」。現在、このご時世なので徐々に値上げされてはいるものの、5・6年ほど前までは、ラーメン一杯が390円(現在は450円で今もワンコイン以下を堅持)と、低価格路線のお得なラーメンを提供するお店として福岡市内の中心街、天神「親不孝通り」の近くや、同大名の「国体道路」沿いなどにも店舗を構え、最大6店舗ほどチェーン展開していた時期もあった。またお昼は、ボリュームのあるごはん付きの「唐揚げ」や「半チャーハン」などのセットメニュー類が人気だったり、夜はお酒とともに「串5本セット」や「豚足」をはじめとする居酒屋メニューを豊富に取り揃えていて、店名の通り「博多屋台」の趣と存在感のあるお店だった。

そんな「福芳亭」。今も変わらず営業しているのは、福岡県福岡市南区玉川町にある〈博多屋台 福芳亭 高宮店〉。今回久しぶりに訪問してみた。当店は、FC店として2017年に開業し今年7年目になる。立地的には福岡市南区の日赤通りの近くで「清水の四角」そばの、とても便利な場所に存在する。現在「福芳亭」の味を食べたい時は、コチラの「福芳亭」に訪問するようにしている。

お得な「福芳ラーメン」をいつも選択する

お昼遅めの時間帯だったこともあり、店内はのんびりとした空気が流れる。手前にテーブル席、奥にカウンター席のある店内構成で、左手奥に券売機が設置されている。

今回の選択はパッと見は、とてもシンプルだけど「ベーシックなラーメン」に「煮卵」と「もやし」に「チャーシュー」が多めに入ったお得な一品で券売機の最上段左上の「福芳ラーメン」をいつものように発券してみた。

あと自身の中では「福芳亭」と言えばの「唐揚げセット」に惹かれつつも、券売機には「×」印が付いていたので諦めながらも、今は販売休止中なのかもしれない。

脂感のあるコッテリとした昔懐かしい一杯

カウンターの左端に先客がいらしたので、その逆側のカウンターに一人で着席し、スタッフの方へ食券を渡すと同時に、麺の硬さは「カタ」で注文した。そして待つことしばし。配膳された一杯は、やや透き通った脂の層がしっかり表面を覆う、昔ながらの懐かしいコッテリ豚骨。見た目にはとてもシンプルな盛り付けに映るが、ネギ、キクラゲ、もやし、煮卵にチャーシュー2枚が多めに入った一品。

合わせる麺は、博多ラーメンらしいパツパツとした食感の歯切れのいい細ストレート麺。脂コッテリなスープがよく絡んで美味しくいただける。また「もやし」のシャキッとした味わいもスープによく合うので、もし寄られる機会がありましたら「福芳ラーメン」をぜひおすすめしたいと思います。

博多屋台 福芳亭 高宮店

住所  :福岡県福岡市南区玉川町17-23
[地図
営業時間:11時30分~15時00分 / 18時00分〜24時00分
    :11時30分~15時00分(日曜日)
    :※営業日時は要確認
定休日 :不定休 ※要確認
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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