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【横山塾】逆説的なモチベーション論(セミナー付録付き)

横山信弘経営コラムニスト

■自分よりも、他者のモチベーションを考えよう

「部下のモチベーションをどうやって上げたらいいのか」

と悩む部長や課長とよく話をする。そのたびに「それは違うんじゃないか」と指摘したくなる。

私は、ずいぶん前から「モチベーションなど不要」と書籍やコラムで唱えている。モチベーションなど考えなくても、淡々とやるべきことをやればいいだけなのである。なので、そういった悩みを持ったことがない。

当然、社長の私がこのように公言しているのだから、私の部下たちが「モチベーション」という言葉を使うことはない。

そもそもモチベーションを上げると、体に負担がかかる。現在の意識レベルでは行動ができないので、その意識レベルを上げるために何らかの働きかけをする、ということなのだから。

エナジードリンクや菓子パンのようなものを摂取して血糖値を上げることと同じだ。そして、忘れてはいけないのは、上げたら、必ず下がる、ということ。

モチベーションも一緒。上げたら下がる。だから、常にモチベーションを上げられるかを探すことになるわけで、とても生産的ではない。

大事なことは、別にある。決して自分のモチベーションではない。

自分ではない、他の誰かのモチベーションを上げることをもっと意識しよう。そうすることで、よりはやく、そして確実に目的に近づけるようになる。成果を出しやすくできるのだ。

では、いったい誰のモチベーションを上げたらいいのか? そして、そのためには、どうすればいいのか?

今回の記事は、9月から取り上げてきた「脳のワーキングメモリ」に関わる数々の記事をまとめて解説する。

記事を読めば、以下の事柄を理解できるだろう。

●なぜ、ビジネスの世界では「才能」はほとんど関係ないのか?

●なぜ、意識すべきは「努力のレベル」だけなのか?

●なぜ、才能よりも脳のワーキングメモリのほうが重要なのか?

●なぜ、単なるアウトプットを続けるだけで脳のワーキングメモリは鍛えられないのか?

●なぜ、相手の「脳の中」に入り込まないと、相手の視点で世界を見ることはできないのか?

●なぜ、時制を考えたうえで視点移動ををしたほうが、相手の気持ちを理解できるのか?

●なぜ、自分よりも、周囲の人のモチベーションをアップさせるべきなのか?

●そして、その方法はどうすべきか?

「50分」を超えるセミナー付録付きの記事。

今回は、本格的なセミナー講義である。

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ちなみに私の企業講演の報酬は「60万円」以上と設定している。10年以上、この報酬を下げたことはない。そのセミナー(1時間)を月額330円で受講できる、と受け止めてもらえると嬉しい。

■「脳のワーキングメモリ」と「モチベーション」

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経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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