ヘヴィ・サイケデリックの新世代支配者アースレス、初来日公演が実現

Earthless

ヘヴィ・サイケデリック/スペース・ロックの新たなる支配者、アースレス(Earthless)が2015年の新年早々、日本に襲来する。

2001年にサンディエゴでサイケデリック/ジャム・バンドを愛してやまないマリオ・ルバルカバ(ドラムス)、マイク・エジントン(ベース)、イザイア・ミッチェル(ギター)の3人が結成したアースレスはトリオ編成による、ライヴのインストゥルメンタル・ジャムによって、熱狂的な支持を得てきた。

即興を交えながら、時に1曲が数十分におよぶアシッドなステージ・パフォーマンスは、シャーマニズムすら感じさせるもので、映画『サッチ・ホークス、サッチ・ハウンズ』(日本ではDVD発売)のライヴ・シーンでも世界中の度肝を抜いている。

ブラック・サバスやレッド・ツェッペリンなどの王道からリーフ・ハウンドやメイ・ブリッツなどのブリティッシュ・ハード・ロック、アシュラ・テンペルやグル・グルなどのドイツ・クラウトロック、フラワー・トラヴェリング・バンドやブルース・クリエイションなど日本のロック・バンドなどから影響を受けてきたという彼ら、13年間の活動において、スタジオ・アルバムは『Sonic Prayer』(2005)、『Rhythms From A Cosmic Sky』(2007)、『From The Ages』(2013)と3枚のみだが、いずれもCD/レコード盤の溝からコスモス(宇宙)が拡がっていく傑作揃いだ。

そんなアルバムを発射台にして、さらに彼らが飛び立っていくのがライヴの場だ。そのステージの片鱗は『Live At Roadburn』(2008)や『Live In Guadalest』(2013)で聴くことが出来るが、もはや原型を留めぬまでにインプロヴィゼーション・アレンジされ、新たな魂が宿されている。また、グラウンドホッグスのカヴァー「チェリー・レッド」や「ミストゥリーテッド」が披露されることもある。

これが待望の初来日となるアースレスだが、実はマリオはこれまで複数回日本を訪れている。1989年に彼はプロ予備軍のスケーターとして来日、2013年にはロケット・フロム・ザ・クリプトの一員としてフジ・ロック・フェスティバルの豪雨の中をプレイしている。さらに彼は2014年6月にはブラック・フラッグやサークル・ジャークスでの活動で知られるキース・モリス率いるOFF!のドラマーとして、日本でライヴを行っている。

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アースレスとしての日本公演を熱望していた彼ら、一度は来日が決定したが、メンバーの家族の病気で延期に。1年越しで仕切り直し、遂に実現することになった。

このツアーの全公演で彼らとダブル・ヘッドライナーを務めるのが、孤高のドゥーム・ロックで名古屋から世界へとその名を轟かせる ETERNAL ELYSIUMだ。さらに各公演ごとに日本のアンダーグラウンド・シーンを彩る実力派バンドが出演、また東京2公演はサイケデリック・ライティング・ユニット liquidbiupilによるヴィジュアルをフィーチュアしたライヴとなる。

ETERNAL ELYSIUMのタナ・ハウゴ(ベース/ヴォーカル)は、アースレスのライヴをこう表現している。

「ダイナミックでリッチ、カラフルなサウンド。まるで美しい夕陽の中に全身を浸しているように、その色彩を感じて、聴いて、見ることが出来る」

マリオはジャパン・ツアーに向けて、メッセージを寄せてくれた。

「俺たちは、その瞬間を生きているんだ。ライヴでは次の瞬間、何が起きるか判らないし、毎晩異なっている。だから俺たちのライヴにはアドレナリンと緊張感があるんだ。日本という国はギズムやリップクリーム、OUTO、SxOxB、裸のラリーズ、HIGH RISE、そしてもちろんETERNAL ELYSIUMなどの最高のバンドを生んできた。その日本でプレイ出来るのは光栄だし、楽しみだよ」

【EARTHLESS /Eternal Elysium JAPAN TOUR 2015】

●1月9日(金)岐阜・柳ヶ瀬ANTS

w/ Dub 4 Reason, Junky Waltz

●1月10日(土)大阪・難波ベアーズ

w/ Birushanah, Ithaqua

●1月11日(日)名古屋Red Dragon

w/ Crocodile Bambie, nibs

●1月12日(月・祝)東京・新大久保Earthdom

w/ Dhidalah  *live lightshow by liquidbiupil*

●1月13日(火)東京・西荻窪Pit Bar

(2 band tour final party)  *live lightshow by liquidbiupil*