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昨年20本塁打以上のなかで、今年1本目のホームランが出ていないのは村上宗隆と…!?

宇根夏樹ベースボール・ライター
村上宗隆 Mar 21, 2023(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 4月13日、村上宗隆(東京ヤクルト・スワローズ)は、7回表の1死満塁からシングル・ヒットを打ち、今シーズン初の打点を挙げた。けれども、ホームランは、まだ0本だ。

 今シーズン1本目のホームランが出ていないのは、村上だけではない。

 昨シーズンの20本塁打以上は、セ・リーグが村上ら8人、パ・リーグは5人。彼らのうち、横浜DeNAベイスターズの牧秀悟宮﨑敏郎、東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗も、村上と同じく、今シーズンのホームランがない。

 村上は、ここまで12試合に出場している。牧と宮﨑、浅村は、いずれも13試合だ。4人とも、出場試合はほぼ同じだが、打数には少し差がある。多い順に並べると、牧が53打数(54打席)、浅村が48打数(58打席)、宮﨑が44打数(50打席)、村上は38打数(53打席)となる。

 村上の四球は14を数え、両リーグの誰よりも多い。セ・リーグの2位タイは、村上の半数の7四球。パ・リーグの最多は、浅村と柳田悠岐(福岡ソフトバンク・ホークス)の10四球だ。

 また、昨シーズン、20本塁打以上の13人中4人は、1本目のホームランが13試合目以降だった。この試合数は、打数を記録した試合を数えている。出場しても打数がゼロ、例えば、代打1打席のみで1四球の試合などは含めていない。

筆者作成
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 とはいえ、村上の開幕から12試合ホームランなしと開幕から38打数ホームランなしは、どちらも、自己最長を大きく塗り替えている。

 これまでのシーズン初本塁打(とシーズン全体の本数)は、2018年が1試合目(1本)、2019年が6試合目(36本)、2020年が2試合目(28本)、2021年が2試合目(39本)、2022年が7試合目(56本)、2023年は1試合目(31本)。

 5試合目以降の2シーズンは、2019年が17打数目、2022年は19打数目だ。

 今シーズン、村上が打った長打は、2試合目の二塁打1本しかない。

 なお、牧の長打も、二塁打が1本だ。浅村と宮﨑は、それぞれ、二塁打2本と二塁打3本を記録している。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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