大谷翔平のシーズン初本塁打はこれまで何試合目に出ているのか
大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、開幕から5試合に、いずれも「2番・DH」として、フル出場している。
各試合の安打は、2本、1本、2本、0本、1本だ。5試合中4試合で安打を記録している。ただ、この6安打のなかに、ホームランは皆無。長打は、3月28日の1打席目に打った二塁打――三塁でアウトになった――しかない。
これまでの6シーズン中4シーズンは、開幕から5試合以内に初本塁打を記録している。2018年と2021年が2試合目、昨年が3試合目、2020年は4試合目だ。一方、あとの2シーズンの初本塁打は、6試合目以降。2019年が6試合目、2022年は8試合目だった。これは、打数を記録した試合を数えている。
今シーズンの初本塁打は、最速でも6試合目となる。過去6シーズンの平均は、4.2試合目だ。もっとも、まだ、初本塁打が遅い、というほどの試合数ではない。
また、6シーズン中4シーズンは、初本塁打の次の試合も、ホームランを打っている。2018年は、2試合目から4試合目まで3試合連続。2020年、2022年、2023年は、2試合連続だ。2022年は、8試合目に初本塁打と2本目を記録し、次の9試合目に3本目を打った。
各シーズン最初の5試合のスタッツは、以下のとおり。
今シーズンの2四球は最多タイ。2019年と2023年に並ぶ。4三振は最少タイ。こちらは、2018年と同じだ。2020~22年の3シーズンは、最初の5試合に四球がなく、2019~20年の2シーズンは、最初の5試合に7三振を喫した。
ちなみに、北海道日本ハム・ファイターズ時代のシーズン初本塁打は、2013年が28試合目、2014年が12試合目、2015年が2試合目、2016年が1試合目、2017年は3試合目だった。
なお、ドジャースのラインナップの1番から3番に並ぶ、ムーキー・ベッツ、大谷、フレディ・フリーマンのここまでについては、こちらで書いた。
◆「ベッツ、大谷、フリーマンが3人続けてアウトでイニング終了は、まだ一度もなし。3人続けて出塁は4度」
【追記:4/1】
開幕6試合目の3月31日も、大谷のホームランは出ず。4打数1安打(二塁打)、2三振だった。