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上沢は4回1失点も「ライバル」は増加!? ベテランが入団し、ワゲスパックは40人ロースターに入る

宇根夏樹ベースボール・ライター
上沢直之(タンパベイ・レイズ)Mar 15, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 3月15日、上沢直之(タンパベイ・レイズ)は、今春4度目のマウンドに上がり、4イニングを投げて1失点にとどめた。これにより、防御率は20.65から13.03まで下がった。

 レイズの先発投手のうち、タージ・ブラッドリーは右の胸筋を痛め、開幕に出遅れる。現時点でローテーション入りが確定しているのは、ザック・エフリンアーロン・シバーレザック・ラテルライアン・ペピオの4人だろう。

 ただ、上沢の4登板目と同じ日に、レイズは、ジェイク・オドリッジとマイナーリーグ契約を交わし、マイナーリーグ契約のジェイコブ・ワゲスパックを40人ロースターに加えた。今のところ、上沢(とオドリッジ)は、40人ロースターに入っていない。

 昨年、オドリッジは、肩の手術を受けて全休したが、その前の2シーズンは、いずれも先発20登板以上で防御率4.45以下を記録している。また、2013~17年はレイズで投げ、2014~16年は規定投球回以上。2015年の防御率は3.35、2016年は3.69だった。ケビン・キャッシュ監督は、2015年からレイズで采配を振っている。

 上沢と同じく、オドリッジとワゲスパックも、先発5番手の候補だ。ワゲスパックは、AAAで開幕を迎えることもあり得るが、ロング・リリーバーとして開幕ロースターの26人に入るかもしれない。先発とリリーフのどちらでも、上沢のライバルになり得る。3月15日は、上沢に続いて登板し、3.2イニングを投げて1失点。4イニング目に2人を歩かせ、内野ゴロ2本で1点を取られたが、被安打はなかった。

 他には、タイラー・アレクザンダークリス・デベンスキーも、候補だと思われる。キャッシュ監督は、先発投手4人と「オープナー&バルク・ガイ」というローテーションを組む可能性もある。バルク・ガイは、オープナーに続いて登板し、ある程度の長いイニングを投げる投手のことだ。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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