J-RODがA-RODの記録を更新。「デビューから256試合で50本塁打」はマリナーズ史上最速
8月26日、フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)は、シーズン22本目のホームランを打った。
フリオは、今シーズンがメジャーリーグ2年目。昨シーズンは、28本塁打を記録しているので、現時点の通算本塁打は50本だ。
出場は、昨シーズンが132試合、今シーズンは124試合。ESPNスタッツ&インフォなどによると、デビューから256試合で50本塁打は、マリナーズの最速記録だという。それまでの最速は、アレックス・ロドリゲスの269試合だった。
J-RODがA-RODの記録を塗り替えた、ということになる。
ちなみに、ケン・グリフィーJr.が50本塁打に到達したのは、377試合目。メジャーデビューした時の年齢は、グリフィーJr.が19歳、A-RODが18歳、フリオは21歳だ。
また、フリオの通算盗塁は60を数える。昨シーズンが25盗塁、今シーズンは35盗塁だ。こちらは、スタッツ・センターが、デビューから256試合で50本塁打以上&60盗塁以上はメジャーリーグ最速、と謳っている。それまでのトップ5は、エリック・デービスの258試合、マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)の266試合、ボビー・ボンズの286試合、バリー・ボンズの296試合、アルフォンソ・ソリアーノの301試合だったという。
この5人は、いずれも「200-200」に到達している。デービスは282本塁打&349盗塁、トラウトは368本塁打&206盗塁、ボンズ親子は332本塁打&461盗塁の「300-300」と762本塁打&514盗塁の「500-500」、ソリアーノは412本塁打&289盗塁を記録した。
なお、A-RODは696本塁打&329盗塁の「300-300」、グリフィーJr.は630本塁打&184盗塁だ。
「300-300」については、こちらで書いた。