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ヤンキースのエースが二桁奪三振の球団記録に並ぶ。田中将大の14試合は6位タイ

宇根夏樹ベースボール・ライター
ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)Apr 16, 2023(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 4月16日、ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)は、9イニングを投げて10三振を奪い、被安打は2本、与四球は1にとどめ、得点は許さなかった。

 今シーズンは、4登板とも6イニング以上を投げ、無失点が2試合、1失点(自責点1)と2失点(自責点2)が1試合ずつ。防御率0.95を記録し、4勝を挙げている。

 二桁奪三振は、開幕戦の11奪三振に続き、今シーズン2試合目だ。ヤンキース1年目の2020年から数えると23試合目。ロン・ギドリーの球団記録に並んだ。

 スタッツ・センターによると、ギドリーとコールに次ぐ5人は、21試合のデビッド・コーン、20試合のCC・サバシア、17試合のアル・ダウニング、14試合のホワイティ・フォード田中将大(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)だという。

 コールの二桁奪三振は、通算58試合を数える。2013~17年のピッツバーグ・パイレーツ時代が6試合、2018~19年のヒューストン・アストロズ時代は29試合だ。

 ヤンキースのポスト・ゲーム・ノーツには、2019年以降の44試合はこのスパンで最も多く、2018年以降の52試合も同様(各スパンの2位は、28試合と46試合のマックス・シャーザー)と謳ってある。

 一方、通算58試合は、現役投手のトップ5に入っていない。110試合のシャーザー(ニューヨーク・メッツ)、78試合のクリス・セール(ボストン・レッドソックス)、72試合のジャスティン・バーランダー(メッツ)、68試合のクレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)、59試合のジェイコブ・デグローム(テキサス・レンジャーズ)に次ぐ。現役6位だ。もっとも、この5人のうち、今シーズンの二桁奪三振があるのは、デグローム(1試合)だけだ。

 なお、シャーザーは、ロジャー・クレメンスと並ぶ歴代3位タイ。その上には、215試合のノーラン・ライアンと212試合のランディ・ジョンソンがいる。二桁奪三振が100試合以上は、彼らと108試合のペドロ・マルティネスの5人だ。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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