各球団最後の最下位はいつ!? パ・リーグはここ6年に5球団が最下位に沈む
今シーズン、北海道日本ハム・ファイターズは、9年ぶりに最下位へ沈んだ。
パ・リーグでは、2017~22年のここ6シーズンに、福岡ソフトバンク・ホークス以外の5球団が最下位を経験している。2017年が千葉ロッテ・マリーンズ、2018年が東北楽天ゴールデンイーグルス、2019~20年がオリックス・バファローズ、2021年が埼玉西武ライオンズ、そして、今シーズンは北海道日本ハムだ。
ただ、6球団中、現時点では最下位から最も遠ざかっていて、14シーズン連続最下位なしの福岡ソフトバンクと、昨シーズン、42年ぶりの最下位に終わった埼玉西武は、今世紀に入ってからの最下位が1度ずつしかない。一方、オリックスは、今世紀の最下位がパ・リーグで最も多く、9度を数える。22シーズンの40.9%だ。
セ・リーグの場合、今シーズンの最下位はまだ確定していないが、過去5シーズン(2017~21年)の最下位は、2017年と2019~20年が東京ヤクルト・スワローズ、2018年が阪神タイガース、2021年は横浜DeNAベイスターズなので、パ・リーグのような、各球団の持ち回りに近い形ではない。
また、今世紀の最下位は、11度の横浜DeNAが最も多く、6度の東京ヤクルトがそれに次ぐ。他の4球団は、今シーズンが最下位でも、東京ヤクルトの半数以下だ。
もっとも、それらは過去の話。今シーズン、東京ヤクルトと横浜DeNAは、どちらもクライマックス・シリーズ進出を確定させている。
一方、今シーズンが最下位なら、中日ドラゴンズは6年ぶり、阪神は4年ぶり、広島東洋カープは17年ぶり、読売ジャイアンツは47年ぶりとなる。