今シーズン、村上宗隆(東京ヤクルト・スワローズ)は、39本のホームランを打っている。自己最多の昨シーズンと同じ本数だ。東京ヤクルトは97試合を終えているので、残りは46試合。ここまでと同じ、2.49試合に1本塁打のペースだと、シーズン本塁打は57~58本となる。

 一方、メジャーリーグでは、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が43本塁打を記録している。ヤンキースは107試合を終え、残りは55試合。ジャッジも、2.49試合に1本塁打だ。こちらは、ペースが変わらなければ、65本に達する。

 ちなみに、1本塁打当たりの打数は、村上が8.6、ジャッジは9.1だ。

 日本プロ野球でシーズン50本塁打以上を記録した選手は、延べ14人を数える。王貞治が3度、落合博満タフィー・ローズアレックス・カブレラは2度ずつ。1人目は1950年の小鶴誠、14人目は2013年のウラディミール・バレンティンだ。

 メジャーリーグ(ナ・リーグとア・リーグ)のシーズン50本塁打以上は、延べ46人。1950年以降に限ると、35人となる。

 同じ年に日米のどちらにも50本塁打以上の打者は、これまでに4度ある。1977年、2001年、2002年、2013年だ。今シーズンは、村上とジャッジにより、その5度目となる可能性が高い。

筆者作成
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 2001年に日本プロ野球で55本塁打のローズは、同じ年にメジャーリーグで50本塁打以上の4人中2人とチームメイトだった時期がある。ローズとルイス・ゴンザレスは、1990~93年にヒューストン・アストロズでともにプレーした。2人とも、メジャーデビューしたのは、1990年のアストロズだ。また、ローズとサミー・ソーサは、1993~95年のシカゴ・カブスが重なっている。1993年10月3日には、アベック本塁打を記録した。

 2002年に日米でそれぞれ50本塁打以上の松井秀喜アレックス・ロドリゲスは、2004年から2009年まで、ヤンキースでチームメイトとして過ごした。

 この他、同じ年に日米のどちらにも50本塁打以上まであと1本――いずれか一方に50本塁打以上の選手がいて、もう一方の最多は49本塁打――は2度だ。1964年は、日本プロ野球で王が55本のホームランを打ち、メジャーリーグではハーモン・キルブルーが49本塁打を記録した。2010年は、逆のパターン。日本プロ野球でアレックス・ラミレスが49本塁打、メジャーリーグではホゼ・バティスタが54本塁打だ。