大谷翔平は「1試合4三振」だけでなく「2試合で計6三振」も自己最多
7月17日、ロサンゼルス・エンジェルスは9点を挙げ――にもかかわらず、9回表に8点差から5点差とされ、そこからクローザーのライセル・イグレシアスを起用したが――シアトル・マリナーズを下した。
ただ、先発出場した野手9人のうち、2番の大谷翔平と3番のジャレッド・ウォルシュは、どちらも5打数0安打に終わった。なかでも、大谷は、1打席目の遊撃フライに続き、2打席目から4三振を喫した。
2018年のメジャーデビュー以降、1試合4三振は最も多い。2019年8月30日にも4三振を喫しているが、この試合は15イニングに及び、9イニングが終わった時点で、大谷は5打数0安打、3三振だった。その後の3打席を含め、8打数0安打、4三振だ。
また、今回の4三振は、前日の試合と合わせると、2試合で計6三振となる。こちらも自己最多。今シーズンの6月20日と22日に並ぶ(21日は試合なし)。この2試合は3三振ずつ。1試合目は延長戦に入ったが、その前に3三振を喫した。
もっとも、1試合や2試合の結果で懸念するのは早すぎるし、6月20日と22日、7月16日~17日のどちらも、2試合で計6三振ながら、2試合で0安打ではなかった。6月20日はホームラン、7月16日はシングル・ヒットを打ち、それぞれ2打点を挙げている。
ちなみに、3試合のスパンにおける三振の自己最多は、今シーズンの6月20日と22日~23日に記録した計8三振だ。
なお、7月10日から数え、ホームランは4試合続けて出ていない。今シーズン、5試合以上続けてホームランがなかったスパンは4度あり、5月26日から6月4日にかけての7試合連続が最も長い。