大学生が9試合連続本塁打。それまでの最長記録、8試合続けてホームランを打った選手はメジャーリーグで…

その前に記録が更新されたのは、今から30年前(写真:GYRO_PHOTOGRAPHY/イメージマート)

 5月11日、ネバダ大のタイラー・ボセッティが、1回裏に先頭打者本塁打を打った。これにより、4月24日から9試合連続本塁打。NCAAディビジョン1の最長記録を塗り替えた。

 ボセッティに抜かれるまで記録を保持していたのは、ジョージア工科大のアンディ・ブルース(1991年)とデューク大のライアン・ジャクソン(1994年)だ。2人とも、8試合連続を含め、この年は22本のホームランを打った。その年のドラフトで指名され、プロ入りしたことも共通する。

 もっとも、指名順位はそう高くはなかった。それぞれ、4巡目・全体103位(セントルイス・カーディナルス)と7巡目・全体180位(フロリダ・マーリンズ)だ。ブルースはマイナーリーグで4年プレーし、メジャーデビューはできなかった。ジャクソンは1998年にメジャーデビューしたものの、通算出場は226試合(1998~99年と2001~02年)。ホームランは7本しか打てなかった。2004~05年は韓国でプレー。シーズン本塁打は、12本と11本だった。

 ちなみに、メジャーリーグの最長記録は、デール・ロング(1956年)、ドン・マッティングリー(1987年)、ケン・グリフィーJr.(1993年)による、8試合連続本塁打だ。3人とも、10年以上にわたってメジャーリーグでプレーし、オールスター・ゲームに選出されたこともある。ロングとマッティングリーの通算本塁打は、2人合わせてもグリフィーJr.より250本以上少ないが、ロングは1956年に27本塁打、マッティングリーは1985年に35本塁打を記録し、そこから3年続けて30本をクリアした。

 なお、ボセッティのホームランは、これまで、2018年が28試合で1本、2019年が48試合で4本、2020年は12試合で0本だった。それが、2021年は35試合で11本だ。ただ、2021年も、当初は例年と変わらなかった。11本中10本は、ここ9試合に打っている。

 ネバダ大の次の試合は、5月15日に行われる。