「2年続けて両リーグとも本塁打王が同じ選手」は、ソトと山川が何組目? 最長はどの2人?

山川穂高(前列・左から2人目)/2013年の東アジア競技大会(写真:アフロスポーツ)

 ネフタリ・ソト(横浜DeNAベイスターズ)と山川穂高(埼玉西武ライオンズ)は、2018年も2019年も、本塁打王を獲得している。2年続けて両リーグとも本塁打王が同じ選手だったのは、2011~12年のウラディミール・バレンティン(当時・東京ヤクルトスワローズ/現・福岡ソフトバンクホークス)と中村剛也(埼玉西武)以来のことだ。

 このストリークの最長は、通算本塁打のトップ2、868本の王貞治と657本の野村克也が記録している。1962年から1968年まで、7年続けて本塁打王に揃い踏みした。王はその後も、1974年まで13年続けて本塁打王に君臨。野村の本塁打王は1968年が最後となったが、29本で中田昌宏とタイトルを分け合った1961年を含め、8年連続だ。ちなみに、王の本塁打王は15度(1962~74,76~77年)、野村は9度(1957、61~68年)を数える。

筆者作成
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 王と野村の他に、3年以上のストリークを記録した「デュオ」はいないが、1985~86年のランディ・バース落合博満は、どちらも2年連続の三冠王だ。また、このストリークが途切れた時、2人揃って本塁打王を逃したのも、バースと落合だけ。1990~91年の落合とオレステス・デストラーデのうち、デストラーデは1992年も本塁打王を獲得した。2011~12年のバレンティンと中村も同様。バレンティンは2013年に60本のホームランを打ち、日本プロ野球のシーズン記録を塗り替えた。

 バースと落合の場合、1986年のオフに落合がロッテ・オリオンズから中日ドラゴンズへ移り、彼らが3年続けて両リーグの本塁打王(あるいは三冠王)として揃い踏みする可能性は、その時点で消えた。結局、1987年の本塁打は、バースがセ・リーグ2位の37本、落合は8位タイの28本。広島東洋カープのリック・ランセロッティ(登録名はランス)が、バースに2本差をつけてタイトルを手にした。

 なお、両リーグではないものの、2003~04年はタイロン・ウッズタフィー・ローズの2人が、2年続けて本塁打王を獲得している。ウッズは両年とも横浜ベイスターズでプレーし、ローズは2003年が大阪近鉄バファローズ、2004年は読売ジャイアンツ。2003年の本塁打王は、セ・リーグが40本のウッズ(とアレックス・ラミレス)、パ・リーグは51本のローズ。2004年は、セ・リーグが45本のウッズとローズ(でパ・リーグは44本の松中信彦フェルナンド・セギノール)だった。