ペイトリオッツを退団後、ブレイディはベースボールの球団からも誘われていた
トム・ブレイディが、プロ入り以来一筋に過ごしてきたニューイングランド・ペイトリオッツを去り、タンパベイ・バッカニアーズへ移る。
ペイトリオッツを退団したブレイディは、ベースボールの球団からも誘われていた。サンフランシスコ・ジャイアンツ傘下のオーガスタ・グリーンジャケッツ(A)が、ツイッターに「新しいチームを探してるって聞いたけど」と書き込み、ユニフォームを掲載して、背番号「12」を用意していることをアピールした。
高校時代、ブレイディは左打ちの捕手としてもプレーしていた。今から3年前に、ビル・スペロスがブリーチャー・リポートに発表した記事には「61試合に出場し、打率.331、8本塁打、11二塁打、44打点」と記されている。1995年のドラフトで、ブレイディはモントリオール・エクスポズから18巡目・全体507位指名を受けた。ミシガン大からペイトリオッツに入団したのは、その5年後の2000年だ。この時のドラフト順位は、6巡目・全体199位だった。
ブレイディがグリーンジャケッツに入団していれば(そうなっていた可能性は限りなくゼロに近いが)、NFLでQBだった現役マイナーリーガーは2人に増えていた。ニューヨーク・メッツには、ティム・ティーボウが在籍している。まだ、メジャーデビューはしておらず、昨シーズンはAAAのシラキュース・メッツで、77試合に出場し、打率.163、出塁率.240、4本塁打、10二塁打、2盗塁を記録した。ポジションはレフトだ。
なお、ティーボウは、ペイトリオッツにいたこともある。2013年6月に入団し、開幕前の8月末に解雇された。また、今年3月に開催予定だったWBC予選(延期)には、フィリピンのメンバーとして出場することを表明していた。