空飛ぶタイヤが30万ドルのスポーツカーを破壊。車の所有者は、何かとお騒がせのあの投手
トレバー・バウアー(シンシナティ・レッズ)は、球界屈指のカラフルなキャラクターの持ち主だ。これまでにも、さまざまな話題を振りまいており、それらについては、「インディアンスではドローンが飛行するだけでなく、打たれたホームランは飛行機の横を飛んでいく」、「「血染めのソックス」はワールドチャンピオンをもたらした。「血が滴る小指 byドローン」の結末やいかに」、「あの投手が発した、笑えないジョーク」、「何かとお騒がせの2人を含む計7名が「三角トレード」で移籍。3球団がそれぞれ得た選手とその狙いは…」で紹介してきた。
ただ、今回の件は、バウアーが引き起こしたことではない。TMZスポーツによると、走行中のセミトレーラーから外れて飛んでいったタイヤが、車の販売店のガラスを直撃し、さらに、そこに置いてあったバウアーの車、30万ドルのマクラーレン650Sを破壊した。バウアーはその写真とともに「昨日まではこうだった。セミトラックが僕のマクラーレンを破壊したのなら、信じられる。でも、こんなことが起きたなんて言われたら? 頭がどうかしてるんじゃないかって答えていただろう」とツイートした。
バウアーは2011年のドラフト全体3位――1位はUCLAでバウアーとともに投げたゲリット・コール――だ。昨シーズンはその才能を開花させ、ア・リーグ2位の防御率2.21を記録した。だが、今シーズンの防御率は4.48。7月末に三角トレードでクリーブランド・インディアンズからレッズへ移ってからの10先発は、防御率6.39だった。
自身だけでなく愛車までKOされるとは……。泣きっ面に蜂といったところだろうか。幸いにも、誰も怪我はしておらず、車には保険がかけられているという。