あの投手が発した、笑えないジョーク
クリーブランド・インディアンズのトレバー・バウアーが、ツイッターに書き込んだ。「やれやれ…またしてもドローンの羽根に指を突っ込んじまった」
2年前、バウアーはドローンのメンテナンス中に小指を負傷している。ポストシーズンの最中だった。この件については、当時、「「血染めのソックス」はワールドチャンピオンをもたらした。「血が滴る小指 byドローン」の結末やいかに」で書いた。
今回、バウアーは続いて、こうツイートした。「ハ…ハ…ハ…ドローンのジョークは面白い」しかも、ドローンの羽根に中指を当てた――中指を突き立てた――写真もアップしている。
今シーズン、バウアーはブレイクを果たし、リーグ2位の防御率2.21を記録した。ついに真価を発揮し始めたと言うべきかもしれない。ドラフト指名は2011年の全体3位ながら、それまでは、防御率4.10未満のシーズンすら一度もなかった。ただ、投球は変わっても、人騒がせなところはそのままのようだ。
インディアンズの関係者とファンにとっては、笑えないジョークだったに違いない。
このジョークの数日前に、USAトゥディのボブ・ナイテンゲールが発したツイートによると、インディアンズがトレードに出そうとしている先発投手(「ポストシーズンに進出した球団が、主砲やエースをトレードで放出!? その狙いはどこにあるのか」)は、コリー・クルーバーかカルロス・カラスコからバウアーに傾いているという。