ニューヨーク・メッツが、トレード市場で「買い手」としても「売り手」としても動き、2日間に先発投手を「売買」した。7月28日にマーカス・ストローマンをトロント・ブルージェイズから獲得し、その翌日にジェイソン・バーガスをフィラデルフィア・フィリーズへ放出した。

 一連の動きは、ストローマンがローテーションに加わり、ところてんのように、不要になったバーガスが押し出されたわけではない。

 ストローマンの獲得は、昨日、「今夏のトレード市場で一番人気の投手を、予想外の球団が獲得。その狙いはどこにある?」で書いたとおり、来シーズンに向けた補強だ。

 一方、バーガスの放出は、単純な「売り手」の動き。今秋のポストシーズンに進出できそうにないメッツが、FA直前のベテランを手放した。バーガスの契約は2018~19年の2年1600万ドルで、来シーズンは800万ドルの球団オプションだ。来年2月に37歳を迎える先発4~5番手クラスの投手に、メッツはこの金額を払うつもりはなかったということだ。

 3日連続のトレードとなるかどうかはさておき、メッツはここからも「売り手」として動くだろう。放出候補は、先発投手のザック・ウィーラーノア・シンダーガード(のいずれか一方)、クローザーのエドウィン・ディアズ、三塁手のトッド・フレイジャーだ。4人のうち、ウィーラーとフレイジャーは、シーズン終了後にFAとなる。