トランプ大統領に背番号「18」のユニフォームを贈った理由。松坂大輔が着ていたからではなく…
5月9日、ホワイトハウスを訪れたボストン・レッドソックスのメンバーは、ドナルド・トランプ大統領に背番号「18」のユニフォームを贈った。
5年前にホワイトハウスを訪問した時、レッドソックスがバラク・オバマ大統領に贈呈したのは、背番号「44」のユニフォームだった。これは、第44代大統領を意味する。
レッドソックスの背番号「18」は、2017年からミッチ・モアランドが使用している。だが、トランプがモアランドのファンだという話は聞いたことがないし、プレゼンターを務めたのはモアランドではなく、背番号「28」のJ.D.マルティネスだ。大家友和や松坂大輔(現・中日ドラゴンズ)ら、これまでにレッドソックスで「18」を背負った選手たちも、今回の理由ではない。
レッドソックスの背番号「45」は、ペドロ・マルティネスの永久欠番だ。2018年のワールドチャンピオンということで、レッドソックスはトランプに背番号「18」のユニフォームを贈った。
同じように、2008年のホワイトハウス訪問時も、レッドソックスはジョージ・ブッシュ大統領(息子)に背番号「07」のユニフォームを贈呈している。ブッシュは第43代大統領で、背番号「43」は欠番ではないが、レッドソックスは2005年に「43」のユニフォームをブッシュに贈っており、2着目は違う背番号にした。
なお、ホワイトハウスの公式サイトは、5月9日に予定されているイベントとして「午後3時45分 東部時間 トランプ大統領が、2018年のワールドチャンピオンであるボストン・レッドソックスをホワイトハウスに迎える」と発表した際、「Red Sox」とすべきところを「Red Socks」と記したが、トランプがもらったユニフォームの胸文字は――それに合わせて綴りを変える時間がなかったのか――正しいスペルだった。