５月20日の試合で、ジョニー・フィールド（タンパベイ・レイズ）は大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）からホームランを打った。

　この２人は、どちらも今シーズンにメジャーデビューした。フィールドは開幕ロースターに入れなかったが、４月12日にAAAから昇格し、その２日後の試合に初出場した。

　もっとも、今シーズンがメジャーリーグ１年目という選手は、彼らの他にも、すでに70人以上を数える。ただ、そのなかで、野手としても投手としても試合に出場しているのは、大谷とフィールドだけだ。フィールドは外野出場20試合と代走出場２試合の他、５月13日に１イニングを投げた。この日は野手としては出場せず、打者４人に投げて被安打０、与四球１で無失点に抑えた。

　まだ先の話だが、フィールドが７月31日～８月２日のエンジェルス戦で登板すれば、「大谷からホームランを打ち、大谷にホームランを打たれた選手」となる可能性もある。

　大谷からホームランを打った他の４人は、これまで一度も登板したことがない。また、大谷にホームランを打たれた６人は、誰もホームランを打ったことがない。