30球団で唯一ノーヒッターを達成していないチームが、またも快挙を逃す。8回に途切れたのは今年2度目

ジョーダン・ライルズ(サンディエゴ・パドレス)May 15, 2018(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 サンディエゴ・パドレス初のノーヒッターは、いつ達成されるのだろうか。5月15日はジョーダン・ライルズが立ち上がりから22人を続けて討ち取り、完全試合まで5アウトに迫ったが、23人目の打者にヒットを打たれた。

 パドレスの投手によるノーヒッターは、これまで一度もない。2012年の開幕時点ではニューヨーク・メッツもそうだったが、この年の6月1日にヨハン・サンタナが達成し、パドレスは「30球団で唯一ノーヒッターを達成していないチーム」となった。

 今シーズン、パドレスの投手がノーヒッターまで5アウト以内に迫ったのは、ライルズが2人目だ。4月20日にタイソン・ロスが、8回2死までノーヒッター(与四球3)を続けた。過去には、あと1アウトに迫ったことも2度ある。

 1970年7月21日の試合は、それ以上に惜しまれる。8回裏の攻撃で、それまで被安打0(失点1)の先発投手に代打を送ったところ、9回表に登板した投手が先頭打者にヒットを打たれた。当時、パドレスは創設2年目。今にして思えば、これがケチのつき始めだったのかもしれない。対戦相手はメッツだった。

 ただ、メッツは創設から8019試合、ノーヒッターがなかった。パドレスは7858試合を終えたところだ。メッツに並ぶまでには、あと161試合が残っている(もちろん、あと1シーズン分しか残っていないという見方もできる)。

 ちなみに、「30球団で唯一サイクル・ヒットを達成していないチーム」はマイアミ・マーリンズだ。こちらは、2015年8月14日にパドレスのマット・ケンプ(現ロサンゼルス・ドジャース)が記録したことで、マーリンズにこの称号が冠せられることになった。

 また、ノーヒッターやサイクル・ヒットとは毛色が違うが、シンシナティ・レッズは「30球団で唯一日本人選手がプレーしたことのないチーム」だ。