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沖縄本島でも特別な“はなれ”のリゾートはココだけ! 沖縄食材を炉端焼きで味わえるホテルとは?

東龍グルメジャーナリスト
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄 (C) 東龍

人気の沖縄

沖縄は日本で屈指のリゾートです。暖かい夏はもちろん、寒い冬でも人気で、観光客で一年中賑わっています。

沖縄本島の中でも特別なディスティネーションといえば、瀬良垣。なぜならば、瀬良垣は沖縄本島の中央部に位置する恩納村にあり、本島から橋で渡る“はなれ”という特別なロケーションにあるからです。

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄 (C) 東龍
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄 (C) 東龍

この瀬良垣に2018年8月21日オープンしたのが、ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄。瀬良垣のビーチを含む瀬良垣島の全体がホテルになっています。

ハイアットグループ初のビーチリゾートであり、陸の孤島にあるというエクスクルーシブ感も他にはありません。人口わずか500人という区域であり、島の土地取得からホテルの完成まで、10年以上もの歳月を要しました。

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄とは

プール (C) 東龍
プール (C) 東龍

ホテルが島と一体化していることもあって、プールやビーチも充実。屋外にある曲線が美しい水深1.1メートルの「グスクプール」には、水深40センチの浅いキッズプールや2つのジャグジーも設けられています。屋外の「ラグーン」は水深1.5メートル以下で、すぐ隣には海。海水が常に循環していて、まるで海と一体化しているようです。

水辺の施設だけでも魅力的ですが、実は食の施設も充実しています。

充実した料飲施設

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄のロビー
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄のロビー

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄が擁する料飲施設は次の通り。

オールデイダイニング セラーレ/ザ・アイランド 1F

クッチーナ セラーレ(イタリアン)/ザ・アイランド 1F

ロビーラウンジ&バー/ザ・アイランド 1F

シラカチ 炉端/ザ・アイランド 2F

シラカチ 日本料理/ザ・アイランド 2F

シラカチ 鉄板焼/ザ・アイランド 2F

シラカチ 鮨/ザ・アイランド 2F

シラカチバー/ザ・アイランド 2F

プールサイドバー/ザ・アイランド グスクプール横

全部で6つのレストラン、1つのラウンジ&バー、2つのバーがあり、リゾートホテルとしてはバラエティに富んでいます。

どのレストランも、沖縄県産の食材に焦点を当てながら、これまでの沖縄料理をより上質に仕上げており、衆目を集めているのです。

では、これらの料飲施設から、特筆するべきいくつかのレストラン・バーを詳しく紹介しましょう。

シラカチ 炉端

シラカチ 炉端 (C) 東龍
シラカチ 炉端 (C) 東龍

琉球語で「瀬良垣」を意味する「シラカチ」の名を冠したレストラン。その名の通り、ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄のメインダイニングであるといえます。炉端焼き、日本料理、鉄板焼、鮨がありますが、中でも利用しやすいのが炉端焼きです。

「炉端焼きならではの五感で楽しむ料理」「沖縄の素材を使った郷土料理を新しい視点で提供」というコンセプトのもと、シラカチ炉端シェフの宮城進氏が腕をふるいます。

「シラカチ 炉端」内観 (C) 東龍
「シラカチ 炉端」内観 (C) 東龍

味わっておきたいのが、炉端焼きを美食に昇華させた「炉端コース」(9,500円)です。前菜、造り、炉端、温物、選べるメインディッシュ、食事、甘味という流れとなっています。沖縄の陶器「やちむん」には味わいがあり、沖縄料理が実に映えます。

前菜

シェフおすすめ前菜

前菜 (C) 東龍
前菜 (C) 東龍

最初に3種類の前菜が提供されました。おぼろ豆腐をだし汁でいただく沖縄料理の「ゆし豆腐」は醤油味で、上にのせられたニラとジャコがよいアクセントです。奥のガラス器には、ハタ科のミーバイの刺身とフルーツトマト。旨味と甘味のバランスがよいです。最後は味がついた中トロの細巻き。赤身の美味を海ブドウの塩味がさらに引き立てます。

造り

鰹 藁焼き

造り (C) 東龍
造り (C) 東龍

藁で香ばしく焼いた鰹のタタキ。ポン酢でさっぱりとさせ、好みでレモンを絞ります。タマネギとスプラウトのシャキシャキ感、海ブドウと大葉の香りが印象的です。

炉端

旬野菜の炭火焼き、本日の一品

炉端 (C) 東龍
炉端 (C) 東龍

からし菜を巻いた沖縄県の「あぐー豚」には、酢漬けの島らっきょうがのせられており、メリハリのある味わいです。付け合わせは、黄金芋、島ニンジン。様々な沖縄の食味が一体となっています。

温物

本日の温物

温物 (C) 東龍
温物 (C) 東龍

沖縄の田芋「ターンム」の揚げ出しを吸い物に。もっちりとした食感とほんのりと差す甘味が出色です。添えられたからし菜がシャキっとしています。

メインディッシュ

メインディッシュ (C) 東龍
メインディッシュ (C) 東龍

メインディッシュは4種類のうちから選ぶことができます。中でも人気となっているのが「沖縄産あぐー豚ロース、葱にんにく風味焼き」です。沖縄のあぐー豚はロース肉なので、脂の美味がたっぷり。まとわれた薫香と葱ニンニクの風味が食欲をそそります。

食事

俵じゅーしー (C) 東龍
俵じゅーしー (C) 東龍

恩納村産アーサ入り沖縄そば (C) 東龍
恩納村産アーサ入り沖縄そば (C) 東龍

〆の食事は「恩納村産アーサ入り沖縄そば」と「俵じゅーしー」の2種類。沖縄を代表する“食事”を、どちらとも味わえるのは嬉しいです。俵型にしたじゅーしーのおにぎりは、塊を残した豚肉に、ニンジン、シイタケと野菜もたっぷりです。沖縄そばは、アーサ=あおさがたっぷりで磯の香りが豊か。

甘味

本日のデザート

甘味 (C) 東龍
甘味 (C) 東龍

黄金芋を用いた濃厚なプリン。沖縄のタンカン、イチゴも添えられていました。

鮨より 大将おまかせ鮨6貫+巻物1本(4,800円)

鮨より 大将おまかせ鮨6貫+巻物1本 (C) 東龍
鮨より 大将おまかせ鮨6貫+巻物1本 (C) 東龍

コースを選べば間違いありませんが、アラカルトも充実しています。「シラカチ 鮨」の大将がにぎる鮨を、炉端焼きのダイニングでもオーダーできるのが嬉しいです(「シラカチ 鮨」の営業日のみ提供)。この日のネタは、イカ、中トロ、タコ、サヨリと芽葱、炙り金目鯛、穴子、鮪の手巻き寿司。どれも鮮度がよく、白眉の取り合わせでした。

沖縄県のお酒

炉端焼きにマリアージュするお酒もたくさん用意されています。

生レモンの泡盛サワー (C) 東龍
生レモンの泡盛サワー (C) 東龍

「生レモンの泡盛サワー」(850円)は泡盛の風味と生レモンのキリッとした酸味が融合した軽やかなサワーです。冷前菜や魚料理のどちらにもぴったりでしょう。

泡盛 おもろ 21年 -那覇- 35度 (C) 東龍
泡盛 おもろ 21年 -那覇- 35度 (C) 東龍

「泡盛 おもろ 21年 -那覇- 35度」(30ml 1,800円、60ml 3,000円)は古酒ならではのまろやかな味わいで、力強い魚料理や肉料理に負けていません。ロックで飲むと香りが立ってよりおいしく楽しめます。

ハイボール 沖縄ブルー 8年 (C) 東龍
ハイボール 沖縄ブルー 8年 (C) 東龍

「ハイボール 沖縄ブルー 8年」(1,600円)は米由来の甘味が感じられる「沖縄ブルー」のハイボール。最初に飲んでも、食後酒としてオーダーしてもよいでしょう。

シラカチ 鉄板焼

シラカチ 鉄板焼 (C) 東龍
シラカチ 鉄板焼 (C) 東龍

「シラカチ 鉄板焼」も沖縄の食を体現した他にはない出色のレストランとなっています。

I字型の鉄板焼カウンターが2つ並んでおり、瀬良垣ビーチを望めるパノラミックなオーシャンビューという特等席。沖縄県の牛や豚、島野菜はもちろんのこと、国内外から取り寄せた旬の野菜、山菜、海鮮物、希少価値の高い醤油、塩、薬味が用いられています。

ここで楽しみたいのが「鉄板プリフィックスメニュー」(24,850円)。魚介類とメインディッシュの肉料理は好きなものをチョイスでき、自由度が広がります。

前菜

最初の前菜は、趣向に富んだ3品。

牛赤身肉と蟹、季節野菜のおひたし (C) 東龍
牛赤身肉と蟹、季節野菜のおひたし (C) 東龍

「牛赤身肉と蟹、季節野菜のおひたし」は蟹のほぐし身に、沖縄の水前寺菜「ハンダマ」とそのジュレ、焼きナスのお浸しといった構成。「ハンダマ」の紫色が美しく、蟹の滋味がふんだんに感じられます。

冬野菜のスープ (C) 東龍
冬野菜のスープ (C) 東龍

「冬野菜のスープ」は優しい味わいで、菜の花を刻んで、オリーブオイルと合わせました。

うなぎのソテー 五穀米のリゾット (C) 東龍
うなぎのソテー 五穀米のリゾット (C) 東龍

うなぎのソテー 五穀米のリゾット (C) 東龍
うなぎのソテー 五穀米のリゾット (C) 東龍

「うなぎのソテー 五穀米のリゾット」は脂がのった鰻のソテーをバルサミコ酢で軽やかに仕上げています。粒胡椒、トマト、スプラウトで、変化を加えて。

日本料理の職人がいるからこその、バラエティ豊かな前菜となっていました。

魚介類

沖縄県産 車海老2尾 (C) 東龍
沖縄県産 車海老2尾 (C) 東龍

沖縄県産 車海老2尾 (C) 東龍
沖縄県産 車海老2尾 (C) 東龍

魚介類は4種類から選べます。鉄板焼スー・シェフの吉田稔氏からオススメされたのが「新鮮で食味がとても素晴らしい」という「沖縄県産 車海老2尾」(+800円)。大きな車海老の身は旨味を逃さず、丁寧に焼き上げ、頭は潰してカリカリの海老煎餅に。沖縄のアワビダケ、菜の花、バタフライピーの塩が合わせられていました。

焼き野菜

焼き野菜 (C) 東龍
焼き野菜 (C) 東龍

焼き野菜 (C) 東龍
焼き野菜 (C) 東龍

沖縄県のタマネギとスナップエンドウに、九州のホワイトアスパラガス、サツマイモ。ハーブオイル風味で仕上げられているのでヘルシーです。色合いも味わいも豊かな焼き野菜でした。

県産和牛

ミックス 黒毛和牛ロース 50g、本日のフィレ 50g (C) 東龍
ミックス 黒毛和牛ロース 50g、本日のフィレ 50g (C) 東龍

ミックス 黒毛和牛ロース 50g、本日のフィレ 50g (C) 東龍
ミックス 黒毛和牛ロース 50g、本日のフィレ 50g (C) 東龍

メインディッシュは4種類からチョイスでき、10グラムから増量してくれるので良心的です。一番人気となっているのが、フィレもロースも味わえる「ミックス 黒毛和牛ロース 50g、本日のフィレ 50g」。

食味に定評のある沖縄県の黒毛和牛が用いられており、違いを食べ比べられるのがポイントです。フィレはしっとりとしてやわらかく、ロースはジューシーで噛みしめる度に脂の旨味が広がります。フィレから食べるのがよいですが、交互に食べて差異を楽しむのもよいでしょう。

コンディメントは小豆島の醤油、赤ワインの塩、シークヮーサーと橙酢のポン酢。それぞれテイストとテクスチャが全く異なるので、味変を楽しめます。

食事

季節野菜のガーリックライス (C) 東龍
季節野菜のガーリックライス (C) 東龍

季節野菜のガーリックライス、赤出汁 (C) 東龍
季節野菜のガーリックライス、赤出汁 (C) 東龍

ガーリックライスとそばが用意されています。鉄板焼で定番のガーリックライス「季節野菜のガーリックライス、赤出汁」は、大葉と卵が入れられており、まろやかで香り高いです。ニンニクとガーリック醤油で香味も抜群。

デザート

デザート (C) 東龍
デザート (C) 東龍

デザート (C) 東龍
デザート (C) 東龍

デザートは盛り合わせになっており、鉄板で仕上げてくれる「グルテンフリーの和風パンケーキ」が好評です。米粉のパンケーキなので、もっちりとした食感で癖になります。

付け合わせは、紅芋を混ぜた餡、生クリーム、沖縄のタンカン、イチゴ、波照間の黒糖アイスクリーム。最後のデザートまで“沖縄色”を演出し、沖縄ならではの鉄板焼となっていました。

ワインが充実

鉄板焼にぴったりな素晴らしいワインが用意されています。

バロン ド ロスチャイルド ブリュット (C) 東龍
バロン ド ロスチャイルド ブリュット (C) 東龍

ハウスシャンパーニュの「バロン ド ロスチャイルド ブリュット」(2,400円)はクリーミーな泡立ちで、美しいゴールド色。爽やかな味わいなので、沖縄の気候に相応しいシャンパーニュです。

ケンゾーエステートあさつゆ (C) 東龍
ケンゾーエステートあさつゆ (C) 東龍

「ケンゾーエステートあさつゆ」(4,200円)は軽やかでハーブの香りがするソーヴィニヨン・ブラン。繊細だったり、軽やかだったりする冷前菜に寄り添うのはもちろんのこと、力強い料理を軽やかに洗い流してくれます。

ダックホーン ナパ ヴァレー (C) 東龍
ダックホーン ナパ ヴァレー (C) 東龍

「ダックホーン ナパ ヴァレー」(3,500円)はフルボディのメルロー。妙妙たる味わいの沖縄県の黒毛和牛にも負けず、心地よいタンニンが感じられます。

シラカチバー

シラカチバー (C) 東龍
シラカチバー (C) 東龍

「シラカチ」はレストランに加えてバーにも定評があります。「シラカチバー」はエントランスを入ってすぐのところに構えた、L字型のカウンターバー。東シナ海に沈む太陽を眺めながら、バーテンダーが紡ぐ豊富なカクテルやウイスキーで喉を潤すことができます。

瀬良垣サンセット (C) 東龍
瀬良垣サンセット (C) 東龍

「瀬良垣サンセット」(1,800円)は同店のシグネチャーカクテル。ビーフィーター、ライムジュース、ラズベリー、カシスなどから構成されており、ドライライムがサンセットのよう。17度くらいのアルコール度数ですが、香り高くてごくごくと飲めます。

季節のスペシャルカクテル (C) 東龍
季節のスペシャルカクテル (C) 東龍

2023年3月から5月に提供されている「季節のスペシャルカクテル」(1,800円)は沖縄県「タンカン」のミモザ。「タンカン」の果肉は見た目も美しく、その鮮やかでフレッシュな酸味が、スパークリングワインにぴったりです。

「イムゲー(IMUGE)」3種類 (C) 東龍
「イムゲー(IMUGE)」3種類 (C) 東龍

沖縄ならではのお酒として、米と紅芋と黒糖で造られた希少な蒸留酒「イムゲー(IMUGE)」(750円)も用意。「久米島の久米仙 -久米島- 25度」「請福 -石垣島- 37度」「多良川 -宮古島- 37度」と、土地も度数も異なる3種類があり、違いを味わえます。

朝食はブッフェと和朝食膳

「オールデイダイニング セラーレ」内観 (C) 東龍
「オールデイダイニング セラーレ」内観 (C) 東龍

ホテルといえば朝食が楽しみのひとつ。「オールデイダイニング セラーレ」はテラスを備えた広々としたダイニングを有し、ライブ感に溢れたレストランです。朝食ブッフェでは、沖縄県産の食材がふんだんに使われた料理の数々を体験できます。

沖縄料理 (C) 東龍
沖縄料理 (C) 東龍

モズクの喉越しがよい「モズクのニンニク炒め」、「ゴーヤーチャンプルー」、スパムがアクセントの「ニラとスパムの炒り卵」、紅イモとイモくずの天ぷら「うむくじ天ぷら」と、沖縄料理がたくさん。

実演の「エッグベネディクト」 (C) 東龍
実演の「エッグベネディクト」 (C) 東龍

実演も充実しています。朝食の定番である卵料理は、平飼い卵を使用したオムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼きから、エッグベネディクトまであり、目の前でつくってもらえます。オムレツはトッピングも豊富で、チーズ、ほうれん草、トマト、玉ねぎ、ハム、キノコ、パプリカと栄養バランスもよいです。さらにはステーキ、骨付きポークハム、フレンチトーストも実演でつくってもらえ、ディナーブッフェかと思うほどの豪華さ。

炉端・焼き魚 和朝食膳 (C) 東龍
炉端・焼き魚 和朝食膳 (C) 東龍

ブッフェは忙しないので苦手という方には、落ち着いて食べられる「シラカチ 炉端」の「炉端・焼き魚 和朝食膳」(4,600円、数量限定)がオススメです。体がほっとする和食を味わえます。

小鉢、温物、焼物、食事、甘味とバラエティ豊か。沖縄県産生まぐろ、ゴーヤー、「あぐー豚」、モズク、ドラゴンフルーツなど、沖縄ならではの食材が目白押しです。炭火で焼いて皮をパリっとさせた焼魚を朝から食べられるのも、炉端焼きならでは。

ゲストルーム

「ザ・ビーチハウス」のゲストルーム (C) 東龍
「ザ・ビーチハウス」のゲストルーム (C) 東龍

食が非常に充実しているのはわかってもらえたかと思いますが、ゲストルームも素晴らしいです。

全ての部屋から海を眺められる瀬良垣島内の「ザ・アイランド」と、ビーチが目の前にある沖縄本島側の「ザ・ビーチハウス」にわかれています。

前者は地上7階建ての320室で、幅広いタイプの部屋を用意。後者は地上3階建て23室で、簡易キッチンが備えられているので、ファミリーや長期滞在にもぴったりです。

どちらともまさにビーチリゾートにふさわしいロケーションと施設になっているといえるでしょう。

アクティビティ

アクティビティも魅力的です。少なからぬホテルがアクティビティを外部に委託していますが、ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄はアクティビティを直営。従業員がライセンスを取得したり、トレーニングしたりし、ゲストにサービスできるようにしています。

人気となっているのが「瀬良垣の海を満喫!クマノミ探検シュノーケルツアー」(大人 7,458円~、子供(6〜11歳) 4,972円~)。シュノーケリングを気軽に体験できるツアーで、イソギンチャクに住むクマノミをはじめとした魚たちに会えます。

他にはない沖縄の食を体験

ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄のエントランス (C) 東龍
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄のエントランス (C) 東龍

先に「瀬良垣」は琉球語で「シラカチ」であると紹介しましたが、「シラカチ」は魚の「シイラ」に由来します。この地域ではシイラがたくさん獲れて干物にしていたということから、シラカチになり、瀬良垣になったということです。

この瀬良垣は、恩納村長である長浜善巳氏がハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄のオープニングレセプションでも述べたように「沖縄海岸国定公園にも指定されている、本島から最も近いはなれ島」。

他にはないロケーションにあるハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄で、これまた他にはない沖縄の食を是非とも体験してみてください。

※価格は全て税・サ込

※料金やメニュー内容は変更になる可能性がある

グルメジャーナリスト

1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。

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