日本遺産も特産物もあるのに全国で最も宿泊者数が少ない県はどこ? 県の魅力とそれを堪能できるホテル

アオアヲ ナルト リゾート/ホテル提供

宿泊者数が少ない都道府県

日本で最も宿泊者数が少ない都道府県はどこか知っていますか。

訪日外国人旅行者数が2018年に3000万人を突破し、大きな目標である2020年の4000万人に向けて伸びています。そういった状況にあって、都道府県別延べ宿泊者数 (平成30年1月~12月(速報値)が最下位だったのが徳島県。

221万人泊となっており、その上位の奈良県229万人泊には肉薄していながらも、45位の佐賀県270万人泊には大きく引き離されています。ちなみに、ダントツ1位の東京都が6210万人泊、2位の大阪府は3576万人泊、3位の北海道が3527万人泊です。

阿波藍が日本遺産に登録

徳島県といえば、すぐ思い浮かべられるものは、阿波おどりでしょう。

しかし、阿波おどり以外にも、たくさんの見所があるのです。

歴史的建造物や風習といった有形無形の文化財を、テーマや地域ごとに一括認定する文化庁の「日本遺産」に、2019年5月20日、徳島県内の吉野川流域9市町が申請した「藍のふるさと 阿波~日本中を染め上げた至高の青を訪ねて」が認定されました。

これまでに四国4県の「四国遍路」が選ばれていましたが、県単独の認定は初めてなので、快挙といってよいでしょう。

阿波藍は東京オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムに採用された藍色でもあり、国内外からジャパンブルーとして大きな注目を集めています。

大塚国際美術館

2018年「第69回NHK紅白歌合戦」で徳島県出身の米津玄師氏が歌った場所、大塚国際美術館も徳島県の観光名所です。

大塚国際美術館は、大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立された日本最大級の常設展示スペースを有する陶板名画美術館。

古代壁画から、世界26ヶ国、190強の美術館が所蔵する現代絵画まで、約1000点もの西洋名画を大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製しています。

2018年度の入館者数は過去最大の42万人となり、2019年には60万人を超える見込みです。まだ正式な結果はでていませんが、常設展としては、2019年は足立美術館を抜いて日本一になれるかもしれないくらい、ますます人気となっています。

鳴門の渦潮

鳴門の渦潮/著者撮影
鳴門の渦潮/著者撮影

世界に誇れるものもあります。それは、圧倒的なインパクトがある鳴門の渦潮。

鳴門海峡の潮流はイタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡とならんで「世界三大潮流」のひとつといわれています。潮流の速さは大潮の最大時には、時速20km以上にもなり、日本一の速さであるということです。

直径20mにも達する渦潮は世界一の大きさといわれており、うずしお観潮船に乗ればすぐ間近に見ることができます。

徳島県のブランド

徳島県は食に関しても全国的なブランドを有しています。

  • なると金時
  • 鳴門わかめ
  • 鳴門鯛
  • 鳴門らっきょ
  • 阿波尾鶏
  • 阿波牛

「なると金時」は、海のミネラルをたっぷり含んだ砂地畑で育ち、外皮は鮮やかな紅色。焼き芋にすると粉がふいたような肉質に上品な甘さが広がり、そのおいしさは格別です。

「鳴門わかめ」は、鳴門の激しい潮流にもまれて育つわかめ。色、風味、歯触りとどれをとっても一級品。糸わかめや塩蔵わかめのほか手軽なカットわかめや佃煮としても商品化されています。

「鳴門鯛」は鳴門海峡の急流で育っており、鯛の中でも最高級。特に春の鯛は、産卵期のため脂がのり、鮮やかなピンク色に輝き、桜の咲く季節から「桜鯛」といって珍宝されています。

「鳴門らっきょう」は徳島県小松島市の名産品。鳴門町大毛島の海浜の砂地で栽培されており、小粒で色が白い良品として知られる「洗いらっきょう」も有名です。

「阿波尾鶏」は古くから徳島県で飼育されてきた赤笹系の軍鶏に、白色プリマスロック種を掛け合わせた高級地鶏。脂肪が少なく、適度な歯ごたえの赤みを帯びた肉色で、甘みとコクのあるおいしさが特徴です。現在も全国に地鶏肉日本一となる200万羽を出荷しており、約500店の販売指定店を通じて、その味は幅広く親しまれています。

「阿波牛」は温暖な気候と豊かな自然のもとで育まれた黒毛和種の中で、肉質等級が4以上の肉用牛。約1600頭が毎年出荷されています。

高いシェアを誇る特産物

全国的に高いシェアを誇る特産物もたくさんあります。

  • 生シイタケ
  • ニンジン
  • カリフラワー
  • レンコン
  • ブロッコリー
  • スダチ

生シイタケは、ほぼすべてが菌床栽培によって生産されており、生産量は全国1位。約80パーセントが京阪神市場へ出荷されており、最大のシェアを獲得しています。

春夏におけるニンジンの出荷量のうち、徳島県が占めるのは全国の約30パーセント。特に4月から5月にかけては、全国の中央卸売市場でも圧倒的なシェアを誇っています。

カリフラワーは全国1位の出荷量で、10月から5月までが主な出荷時期。

レンコンは収穫量で全国2位で、大阪中央卸売市場では約90パーセントという圧倒的なシェアを獲得しています。

ブロッコリーは、徳島県内で広く栽培されており、出荷量は全国7位です。大阪中央卸売市場でのシェアは、アメリカ産に次いで2位。

スダチは、全国シェアがほぼ100パーセントで、名実ともに徳島県を代表するフルーツです。

アオアヲ ナルト リゾート

アオアヲ ナルト リゾート/ホテル提供
アオアヲ ナルト リゾート/ホテル提供

このように徳島県は、観光客が少ないながらも、日本遺産となった阿波藍から大塚国際美術館や鳴門の渦潮、さらには、たくさんの素晴らしい食材もあります。

そして、この徳島県の魅力を存分に楽しめるところがあるのです。

それは、徳島県で唯一のインターナショナルホテルといえるアオアヲ ナルト リゾート。

客室数や料飲施設数では鳴門市で最大、徳島県だけではなく四国の中でも最大級を誇るホテルです。

アオアヲ ナルト リゾートは鳴門市にあり、大塚国際美術館には車で約1分、鳴門の渦潮を鑑賞できるうずしお観潮船には車で約10分もすればアクセスできます。

阿波藍ルーム/ホテル提供
阿波藍ルーム/ホテル提供

徳島を代表する4名の藍染めの匠が、阿波おどりや渦などをテーマにしてつくりあげた「阿波藍ルーム」が4室あり、阿波藍の魅力も楽しめるのです。

阿波おどり/ホテル提供
阿波おどり/ホテル提供

毎日夜に阿波おどりも演じられており、夏だけではなく、年中阿波おどりを鑑賞できるのも嬉しいところでしょう。

料飲施設

テラスカフェ オーゲ/著者撮影
テラスカフェ オーゲ/著者撮影

料飲施設が充実しているアオアヲ ナルト リゾートでは、徳島県の食も満喫できます。

アオアヲ ナルト リゾートの料飲施設

  • 阿波郷土料理 彩
  • フランス料理 フォーシーズン
  • 鳴門海鮮 鳴門
  • 炭火焼 海風~うみかぜ~
  • テラスカフェ オーゲ

「彩」では「割烹バイキング 阿波三昧」と題して地元の食材や郷土料理を中心に、朝食、ランチ、ディナーがブッフェ形式で提供されています。1995年に他よりも先駆けて和食に特化したブッフェを始めました。

「フォーシーズン」はディナーに本格フランス料理も楽しめるレストランですが、週末のランチはメインディッシュを選べるハーフブッフェが行われています。朝食では阿波の食材をふんだんに用いたメインディッシュ1品を選び、サラダ類などはブッフェで提供。

「鳴門」では鳴門の魚介を使った会席料理を、「海風」では炭火焼きで阿波尾鶏や阿波牛などを体験できるのです。「オーゲ」では阿波の食材を用いたアラカルトメニューを気軽に楽しめます。

期間限定でファーストフード「チップトップ」を夏に出店したり、「ファミリーバイキング」を開催。

このように、様々な料飲施設で徳島ならではの食が提供されています。

中でも徳島県の食を堪能できるのが、「彩」のディナー、「フォーシーズン」の朝食、「オーゲ」のアラカルトといってよいでしょう。

阿波郷土料理 彩

阿波郷土料理 彩/著者撮影
阿波郷土料理 彩/著者撮影

「彩」では終日にかけてブッフェを楽しむことができますが、ディナーブッフェでは種類が増えてパフォーマンスも加わり、非常に魅力的となります。

鳴門ワカメを使ったサラダ、平造りや松皮造りなど3種類の食べ方を提案した鳴門鯛の刺し身、鳴門鯛飯や鳴門鯛しゃぶ、鳴門金時を用いったデザート、さらにはマグロの一刀おろしまで行われているのです。

マグロの一刀おろし@阿波郷土料理 彩/著者撮影
マグロの一刀おろし@阿波郷土料理 彩/著者撮影

徳島県の豊かな食材や、興味深い郷土料理を味わうとすれば、ブッフェ形式で色々なものをちょっとずつ味見できる「彩」が最適なレストランでしょう。

フランス料理 フォーシーズン

フランス料理 フォーシーズン/著者撮影
フランス料理 フォーシーズン/著者撮影

「フォーシーズン」の朝食「阿波プレミアムブレックファースト」では、最高クラスの飼料で育った鶏から生まれたブランド卵「あわそだち」を用いたメインディッシュを選べます。サラダ類は自由にとれるブッフェ形式。

名物の「あわそだち すだちエッグベネディクト」、あわそだちをアパレイユに用いた「鳴門金時づくしのフレンチトースト」、阿波尾鶏の旨味が出色の「冷製阿波尾鶏のコンソメジュレと阿波野菜 生ハムとあわそだちのポーチドエッグ添え」など、メインディッシュは選ぶのに苦労するほど魅力的です。

あわそだち すだちエッグベネディクト@フランス料理 フォーシーズン/著者撮影
あわそだち すだちエッグベネディクト@フランス料理 フォーシーズン/著者撮影

ランチでは、メインディッシュ1品をチョイスし、前菜とデザートがブッフェ。メインディッシュは「阿波美豚のローストポーク 柿のソースで」や「鳴門鯛と河豚のバスク風煮込み」など、徳島の肉と魚が用意されています。

ブッフェで色々なものを食べられることに加えて、メインディッシュでしっかりとした一皿の料理を楽しめるのが「フォーシーズン」の美食です。

テラスカフェ オーゲ

鳴門鯛カツバーガー ソーセージ添え@テラスカフェ オーゲ/著者撮影
鳴門鯛カツバーガー ソーセージ添え@テラスカフェ オーゲ/著者撮影

「オーゲ」では終日にかけて、徳島県ならではのアラカルトを体験できます。

初代徳島のご当地バーガーにも認定された1日限定10食の「鳴門鯛カツバーガー ソーセージ添え」、阿波美豚を大胆に使った「阿波美豚のフィレ肉のカツサンド」、徳島県の特産物であるすだちをふんだんに配した「徳島県産ポークとすだちのさっぱり肉うどん」など、食べ応え満点のフードばかり。

鳴門金時パフェ@テラスカフェ オーゲ/著者撮影
鳴門金時パフェ@テラスカフェ オーゲ/著者撮影

デザートも充実しており、スイーツランキングでも上位にランクインしたことのある「鳴門金時タルト」、美しいパフェに仕上げた「鳴門金時パフェ」など、甘いものもしっかりと楽しめるのです。

終日にかけて、美しい海のパノラマビューを望みながら、徳島県の名物を食べられるので、「オーゲ」は使いやすいレストランであるといってよいでしょう。

魅力溢れる徳島県

冒頭で紹介したように、徳島県の延べ宿泊者数は、残念ながら全国で最下位です。

ただ、これまで紹介してきたように、徳島県には阿波藍、鳴門の渦潮、大塚国際美術館といった観光名物があり、食材や郷土料理も非常に魅力的であることには間違いありません。

徳島県は、「徳島の食」を応援して、県の魅力を発信する「阿波ふうどスペシャリスト」を募集するなど、食にますます力を入れています。

アオアヲ ナルト リゾートのようなリゾートホテルでは、徳島県の観光名所から食や郷土料理まで十分に堪能できるので、今年は是非とも徳島に旅行する計画を立ててみてはいかがでしょうか。