まだ一皮むけていない事が分かる民主党代表選挙

フーテン老人世直し録(126)

睦月某日

民主党代表選挙が行われている。07年の参議院選挙で第一次安倍政権を大敗に追い込み、09年の衆議院選挙では国民の熱い期待を担って政権を獲得した民主党は、政治未熟を露呈して国民の期待を裏切り、その後衆参の選挙で3度自民党に大敗して今や見る影もない。

それが国民にアピールする形の代表選挙を行うというので、一皮むけた姿を国民に見せつけるのかと思った。ところが選挙が始まってみると国民の期待を裏切った時の体質がまだそのまま残っている。全く皮はむけていなかった。

民主党の何が問題かと言えば、第一に「正論を主張するのが政治」と考える体質、第二に権力を奪い取るあくなき戦略性の欠如である。政治は正論を主張する事ではない。現実を正しいと思う方向に近づける事である。そのためには様々な手練手管が必要で、正論を主張するだけでは事足りない。正論を言うだけならフーテンでもできる。

そして現実を変えるために政党は何よりも権力を奪い取らねばならない。権力がなければ何事も思い通りにならない。そのため周到な戦略を練る必要がある。政府与党の力を削ぎ、国民に期待を抱かせるための戦略である。

この記事は有料です。
「田中良紹のフーテン老人世直し録」のバックナンバーをお申し込みください。

バックナンバーの購入

商品名

「田中良紹のフーテン老人世直し録」のバックナンバー2015年1月サンプル記事

田中良紹

価格

550(記事6本)

2015年1月号の有料記事一覧

すべて見る

「フーテン老人は定職を持たず、組織に縛られない自由人。しかし社会の裏表を取材した長い経験があります。世の中には支配する者とされる者とがおり、支配の手段は情報操作による世論誘導です。権力を取材すればするほどメディアは情報操作に操られ、メディアには日々洗脳情報が流れます。その嘘を見抜いてみんなでこの国を学び直す。そこから世直しが始まる。それがフーテン老人の願いで、これはその実録ドキュメントです」

注意事項
  • 購入後も記事の提供を中止させていただく場合があります。

    注意事項」を必ずお読みいただき同意のうえ、ご購入ください。

  • 購入後に記事が表示されない場合はページを再度読み込んでください。

1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。89年 米国の政治専門テレビC-SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰■「田中塾のお知らせ」2月25日(火)19時~21時 場所:東京都大田区上池台1-21-5スナック「兎」(03-3727-2806) 東急池上線長原駅から徒歩5分■参加費:1500円 ■申込先:agoto@K6.dion.ne.jpに住所氏名明記で

Facebookコメント

表示

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。