超絶歌唱力を持つ名シンガーが集結 優雅な時間が流れるクリスマスセッションに酔う

写真提供/BS-TBS

名シンガーと、服部克久、笹路正徳、斎藤ネコ、冨田恵一、坂本昌之、トオミヨウ、大嵜慶子の豪華アレンジャー陣が、一夜限りのセッション

音楽番組『Sound Inn “S”』(BS-TBS)の毎年恒例のクリスマススペシャルが、12月21日(19:00~20:00)にオンエアされる。今回は、1970年代~81年まで放送されていた同番組でMCを務めた、伊東ゆかり、由紀さおりをはじめ、レギュラー出演し、コーラスを務めていた、タイムファイブ、当時ゲストとして参加していた布施明、そして岩崎宏美という豪華なベテランシンガーが揃い、素晴らしい歌を披露している。

今回はクリスマスソングはもちろん映画音楽を中心とした選曲で、歌はもちろん、巨匠・服部克久、そして笹路正徳、斎藤ネコ、冨田恵一、坂本昌之、トオミヨウ、大嵜慶子という豪華アレンジャー陣が作り出す、美しいサウンドにも注目したい。

画像

オープニングはオールキャストで「White Christmas」。リハの後、本番までのわずかな時間に、全員でハモリの部分を確認し合うという、豪華なシーンを観る事ができた。服部克久のゴージャスかつ温もりを感じるアレンジのサウンドが、一瞬にしてクリスマスのムードを作り出し、4人の圧巻の歌が響き渡り、この日のスペシャルなショウの始まりを告げる。

当時の番組について布施は「ミュージシャンがとにかくすごいメンバーで、歌っていてドキドキワクワクしていた。それは今日も同じ」と語り、由紀も「こんなにも音楽を愛し、大事にしてくれる番組があるのは幸せ」と、この番組の変わることのないこだわりを絶賛していた。

伊東ゆかり
伊東ゆかり

伊東ゆかりはトオミヨウのアレンジで「Over The Rainbow」、笹路正徳のアレンジで「Moon River」を披露。「Over~」はストリングスとサックスが印象的なサウンドと、キャリアを積んできたからこその伊東の繊細な表現力とで素晴らしいセッションに。「Moon~」は笹路の手による、どこまでも美しいストリングスのアレンジが感動的なサウンドに乗せ、情感豊かに歌い上げる。

布施明
布施明

布施明は、大嵜慶子のアレンジで、映画『ノッティングヒルの恋人』の主題歌になり、リバイバルヒットしたエルビス・コステロの「She」と、冨田恵一のアレンジで「Time to say goodbye」を圧巻のパフォーマンス。「She」は美しいメロディを際立たせるアレンジと、布施の圧倒的の歌が、さらにそのメロディを感動的に伝えてくれる。「Time~」はスケール感のある楽曲に、冨田のアレンジがさらに彩りを与え、布施のさすがのボーカルパワーが“希望”を生み出し、聴き手は多幸感を感じるはずだ。

由紀さおり
由紀さおり

「ゴッドファーザー愛のテーマ」と「男と女」のスタンダードナンバーを披露したのは由紀さおり。「ゴッド~」は坂本昌之、「男~」は斎藤ネコがアレンジを手がけている。壮大で華やかなアレンジと柔らかな歌声が、極上の時間を作り上げる。

岩崎宏美
岩崎宏美

岩崎宏美は服部のアレンジで「シェルブールの雨傘」、トオミヨウのアレンジでディズニー映画『リメンバー・ミー』の同名の主題歌を披露。「シェルブール~」は温かみのあるアレンジで、岩崎の歌から伝わる切なさをより際立たせる。岩崎が「大切な事を教えてくれた大事にしている曲」という「リメンバー~」は、トオミヨウの、ホーンが印象的に鳴り響くアレンジに乗せ、優しく、そして力強く歌う。

タイムファイブ
タイムファイブ

昨年50周年を迎えたタイムファイブは、メンバーの吉村晴哉のアレンジで、まずはアカペラで「Eternally」を披露。そして田井康夫、野口鎮雄、勅使河原貞昭、杉江浩平の4声で「Bye Bye Blackbird」を歌った(Key/吉村)。メンバーチェンジなしで50年間活動を続けている、まさに唯一無二の見事なハーモニーだ。

最後はオールキャストで、服部のアレンジで「Silent Night」。それぞれのカラーを出しつつ、美しいハモりも聴かせてくれ、芳醇なアレンジと相まって、心を温めてくれる仕上がりに。

素晴らしい歌とサウンド。豊かで優しい時間が流れる1時間、クリスマスムードを楽しみたい。

BS-TBS『Sound Inn “S”』オフィシャルサイト