ミュージカル女優・笹本玲奈が、「泣きそうになった」極上セッションで見せた、感情から音楽が生まれる瞬間

写真提供/BS-TBS

大人気ミュージカル女優は、ドラマ『ノーサイド・ゲーム』の“メガネ美女”としても注目

現在のミュージカルシーンに欠かせない女優・笹本玲奈。13歳の時にミュージカル『ピーターパン』でデビューし、以降『レ・ミゼラブル』『屋根の上のバイオリン弾き』『ミス・サイゴン』『マリー・アントワネット』など、数々の人気ミュージカルで、ヒロインを演じてきた。そして、7月クールで大きな話題を集めたドラマ、日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(主演:大泉洋/TBS系)で、トキワ自動車ラグビー部「アストロズ」の、敏腕アナリスト役の“メガネ美女”として一躍注目の的となった。そんな笹本が音楽番組『Sound Inn “S”』に登場し、11月から出演する『ウエスト・サイド・ストーリー』の劇中歌や、思い入れの強い曲など3曲をセッション。その圧倒的に美しい声を響き渡らせ、それぞれの楽曲の世界観に更に光を当て、感動的に届けてくれる。

「セッションで生まれた一体感は、今までに感じた事がない感覚」

朝川朋之
朝川朋之

1曲目はアンドリュー・ロイド=ウェバーが、自身の作品『オペラ座の怪人』の続編として制作した、『ラブ・ネバー・ダイ』の主題曲「ラブ・ネバー・ダイ~愛は死なず」(2010年)を、作曲家でありハープ奏者の第一人者・朝川朋之のアレンジで披露。朝川はピアノの名手としても知られ、そのピアノとストリングスのみというシンプルかつ美しいアレンジと、笹本の、透明感の中に様々な物語性を感じさせてくれる声、歌とが相まって、見応えのある感動的なセッションになった。笹本の歌っている時の表情にも引き込まれる。歌い終えた笹本は「途中で泣きそうになりました。演奏してくださっている方との一体感は今まで経験したことがない感覚でした」と、瞳を輝かせながら語っていた。

11月から出演する『ウエスト・サイド・ストーリー』のメドレーを、服部克久の美しくゴージャスなアレンジで披露

服部克久
服部克久

笹本は、11月6日から『IHIステージアラウンド東京』で上演される、ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版 Season1に、マリア役(Wキャスト)で出演するが、ひと足先に同ミュージカルの劇中歌「Somewhere~Tonight」のメドレーを披露。アレンジは服部克久。合唱団の分厚いコーラスを加えた、ゴージャスなアレンジをバックに、情感豊かな歌を披露してくれた。

右:濱田めぐみ
右:濱田めぐみ

そしてミュージカルが上演される「IHIステージアラウンド東京」を訪れるという、ロケのコーナも見ものだ。この劇場は、これまでいくつもの舞台に立ったその経験、ノウハウが通用しないという、360°回転する円盤状の客席を、巨大なスクリーンとステージが取り囲む珍しい形態。一抹の不安を抱える笹本が、同劇場に立った経験がある、盟友・濱田めぐみに案内してもらうという。さらに笹本演じるマリアの仕事場にも潜入し、衣装や小道具などの貴重な映像を観ることができる。

「『ウエスト・サイド・ストーリー』は、私の中で様々なストーリ―が重なる、どの作品よりも思い入れが強い作品」

坂本昌之
坂本昌之
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最後のセッションも『ウエスト・サイド・ストーリー』から「I Feel Pretty」を、坂本昌之のアレンジで披露。「このミュージカルは両親、祖父母がリアルタイムで観ていた作品。オーディションに合格したことを父に伝えたらすごく喜んでくれて、でもその2か月後に他界してしまい、観せてあげることができませんでした。宝塚歌劇団出身の母は、マリア役をいつか演じてみたいと思ったそうです。そんな思いを胸に、今回、舞台に立たせていただきます。なので、この作品はどの作品よりも思い入れが強くて、だからこそ一曲一曲心を込めて歌いたい」と、特別な作品への熱い思いを胸に、舞台同様、今回のセッションにも臨む。坂本との打ち合わせにも力が入る。本番は、坂本の優しいピアノの音色から始まり、ポップなリズムに乗せ、笹本がまさに演じるように歌う。ホーンセクションのクールでジャジーなサウンドも全体に彩りを与え、笹本の表情豊かな歌を、さらに印象的なものにし、グッと引き込まれる。

全てのセッションを終えた笹本は「すごく気持ちよかったです」と笑顔で語り、さらに「一つの作品を、大勢の人と一つになって作りあげることが大事なんだと、改めて感じた」と充実した表情で語っていた。

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笹本玲奈と3人のアレンジャー、スーパーバンドとの一夜限りのセッションは、10月19日18時30分から『Sound Inn “S”』(BS-TBS)でオンエアされる。

BS-TBS『Sound Inn “S”』オフィシャルサイト