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JO1、初のアジアツアー初日ジャカルタ公演が大盛況 現地JAMとの絆を確かめ合う好スタート

武井保之ライター, 編集者
アジアツアー初日公演のJO1(C)LAPONE Entertainment

 ボーイズグループ・JO1が初のアジアツアー『2023 JO1 1ST ASIA TOUR ‘BEYOND THE DARK’ LIMITED EDITION』を11月1日のインドネシア・ジャカルタ公演からスタート。満席となったCiputra Artpreneur Theaterを大いに盛り上げた。

 デビュー4年目にして大きな挑戦となった本アジアツアー。初日となったこの日は、シルエットが映し出された幕が勢いよく上がるとともに大歓声が湧き上がり、ライブ冒頭から力強い視線を送るメンバーたちへインドネシアのJAM(JO1ファンの呼称)が熱狂。大きな声援と掛け声が鳴り響く幕開けとなった。

 MCでは、メンバーそれぞれインドネシア語でひと言ずつ話し、公演中盤では自撮り棒を持って撮影。アジアツアー初日を会場中が一体となって喜びながら、誰もが笑顔を浮かべ、記念すべき1日を作り上げた。

日本ツアーのセットリストになかった曲も披露。会場中を沸かせた(C)LAPONE Entertainment
日本ツアーのセットリストになかった曲も披露。会場中を沸かせた(C)LAPONE Entertainment

 この日は日本でのアリーナツアーのセットリストになかった楽曲のパフォーマンスもあり、会場中が沸き立つ。木全翔也が「この曲はライブのために特別に用意された印象的なダンスが特徴です。いろいろな挑戦がつまっています。みんなで一緒に踊りましょう!」と声をかけて、DJ兼プロデューサーのR3HABが手がけたYSL BEAUTY新タイアップソング「Eyes On Me(feat.R3HAB)」を初披露。JAMのボルテージは最高潮に達し、客席はダンスフロアと化した。

 ライブ最後にリーダーの與那城奨は、初めての海外単独公演を大成功に終えたことへの感謝の熱い言葉を贈り、メンバーたちもインドネシア語や英語を交えながら「会えて嬉しい」「ありがとう」と何度も何度も繰り返し、インドネシアのJAMとの絆を確かめあう熱くハートフルな時間を共有した。

 公演終了後には「#JO1_ASIATOUR」など関連ワードがインドネシアのトレンド入り。JO1が現地を大いに盛り上げた。

満席となったインドネシア・ジャカルタ公演のCiputra Artpreneur Theater(C)LAPONE Entertainment
満席となったインドネシア・ジャカルタ公演のCiputra Artpreneur Theater(C)LAPONE Entertainment

 この1年で大きな飛躍を遂げているJO1。年末には音楽番組やイベント出演が続き、音楽の枠を超えてエンターテインメントシーン全体に存在感を示すことだろう。ボーイズグループシーンが戦国時代に入るなか、その先頭グループをけん引しながら、来年のさらなるステージアップに向けて一歩ずつ着実に歩みを進めている。

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ライター, 編集者

音楽ビジネス週刊誌、芸能ニュースWEBメディア、米映画専門紙日本版WEBメディア、通信ネットワーク専門誌などの編集者を経てフリーランスの編集者、ライターとして活動中。映画、テレビ、音楽、お笑い、エンタメビジネスを中心にエンタテインメントシーンのトレンドを取材、分析、執筆する。takeiy@ymail.ne.jp

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