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2023年 天皇賞(秋) 有力馬調教情報 武豊騎手「筋肉がすごい」#専門家のまとめ

花岡貴子ライター、脚本&漫画原作、競馬評論家
2022年天皇賞(秋)を優勝時のイクイノックス(撮影:青山一俊)

 29日、東京競馬場で第168回天皇賞(秋)が行われる。25日水曜日の調教では、出走予定の有力馬が追い切りを行っている。

 1番人気が予想されるイクイノックスはとても順調な様子で、管理する木村哲也師はその様子を「通常営業」と評した。

「迎え撃つ立場とは意識していない。」(木村哲也師)

「今回はほとんどベスト。心身ともに充実しています。」(ルメール騎手)

 2022年のダービー馬・ドウデュースも順調。あえてこれまでとパターンを変えて坂路で追い切った点は気になるが、陣営も意図があってベストを考えての決断のようだ。

 札幌記念を勝ったプログノーシスは、5戦5勝と相性のいい川田騎手を背に迎えての一戦となる。「距離、コース形態は特に気にしていません。前走でいい勝ち方をしてくれて、その後も順調」(中内田師)とのことだ。

▼ドウデュースに騎乗予定の武豊騎手

【天皇賞・秋2023】ドウデュース・武豊騎手「夏を越して栗東に帰ってきた時は驚くくらいムキムキになっていた」「レースプランは柔軟に」《JRA共同会見》(YouTube) / 東スポレースチャンネル

▼ドゥデュースは初のレース当週の坂路追い切り。理由は「先週の動きを見て、スピード調教はいらないと思った。しっかり負荷をかけようと(思った)」(友道師)

▼1番人気が予想されるイクイノックスの最終追い切りは、鞍上が抑えるのに苦労するほど抜群の推進力。木村調教師「通常営業」

▼初GIを狙うプログノーシス。当週はリズム重視での追い切り。道中の折り合いも極めてスムーズで、ラストの伸び脚も上々。仕上がりは間違いなく前走以上。

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ライター、脚本&漫画原作、競馬評論家

競馬の主役は競走馬ですが、彼らは言葉を話せない。だからこそ、競走馬の知られぬ努力、ふと見せる優しさ、そして並外れた心身の強靭さなどの素晴らしさを伝えてたいです。ディープインパクト、ブエナビスタ、アグネスタキオン等数々の名馬に密着。栗東・美浦トレセン、海外等にいます。競艇・オートレースも含めた執筆歴:Number/夕刊フジ/週刊競馬ブック等。ライターの前職は汎用機SEだった縁で「Evernoteを使いこなす」等IT単行本を執筆。創作はドラマ脚本「史上最悪のデート(NTV)」、漫画原作「おっぱいジョッキー(PN:チャーリー☆正)」等も書くマルチライター。グッズのデザインやプロデュースもしてます。

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