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J副理事長の原博実氏以外「PKです!」とハッキリ言えない世の中を心配する

杉山茂樹スポーツライター
(写真:ロイター/アフロ)

 日本はまだサッカーといい感じで向き合うことができていない。ルヴァンカップ決勝を巡る報道を見ながら改めてそう思った。

 さいたまスタジアムで行われた、横浜Fマリノス対湘南ベルマーレの一戦。1-0で湘南が勝利した試合だが、第3者的には、試合のハイライトは後半33分のシーンになる。湘南のペナルティエリア内で、同チームのMF岡本拓也が、その右足で横浜FWイッペイ・シノズカの足を引っかけ、転倒させたかに見えたシーンだ。

 木村主審の判定はノーファウル。挙げ句、抗議に詰め寄った扇原貴宏にはイエローカードが翳される始末で、現場が、横浜サポーター席の目の前だった事も手伝い、瞬間、スタジアムは大きな騒ぎになった。

 PKを取られても納得するしかない、ブラック度85%と言いたくなるプレー。誤審とは言わないが、このプレーをファウルに取らない主審は、横浜に対して厳しすぎ。湘南に対しては甘過ぎだ。少なくとも「微妙」ではない。

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スポーツライター

スポーツライター、スタジアム評論家。静岡県出身。大学卒業後、取材活動をスタート。得意分野はサッカーで、FIFAW杯取材は、プレスパス所有者として2022年カタール大会で11回連続となる。五輪も夏冬併せ9度取材。モットーは「サッカーらしさ」の追求。著書に「ドーハ以後」(文藝春秋)、「4−2−3−1」「バルサ対マンU」(光文社)、「3−4−3」(集英社)、日本サッカー偏差値52(じっぴコンパクト新書)、「『負け』に向き合う勇気」(星海社新書)、「監督図鑑」(廣済堂出版)など。最新刊は、SOCCER GAME EVIDENCE 「36.4%のゴールはサイドから生まれる」(実業之日本社)

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