グアム島近海に熱帯低気圧

実況天気図と予想天気図(気象庁発表に加工了承済み)
実況天気図と予想天気図(気象庁発表に加工了承済み)

太平洋にポツンとあった活発な積乱雲のかたまりが、気象庁の解析で、きのう21日(月)午前9時に熱帯低気圧となりました。

タイトル画像の雲の様子を見ると分かる通り、スケールは小さく、小ぶりではありますが、中心付近には活発な積乱雲を伴っており、きょう22日(火)午前3時現在、グアム島近海をゆっくりと北西に進んでいます。

気象庁の予想天気図でみると、この熱帯低気圧は今後も北西方向へゆっくりと進み、あす23日(水)午後9時にはフィリピンの東、北緯17度、東経140度付近に達する見込みです。

中心気圧や等圧線の予想からはあまり発達することなく、気象庁としては、現勢力でしばらく北西進するとみているようですが、諸外国のモデルなど種々の計算の中にはやや発達しながら北上し、台風の勢力に変わるものも存在しており、その位相は、週末にかけて、日本の南海上に北上してくる計算が多数派となっています。

まだ日本の南海上から日本付近にどれ位の影響があるのかは、かなり不確実な状況ですが、日本の南に横たわる梅雨前線を刺激し、その活動を活発にしたり、あるいは衰弱したとしても直接日本付近に近付くような計算もありますので、今後の動きには注意が必要です。

JTWCの予想では?

JTWCの予想に筆者加工あり
JTWCの予想に筆者加工あり

参考までにJTWC(米軍合同台風警報センター)の予想では、グアム島近海の熱帯低気圧は、あす23日(水)にかけて、日本で定義されるような台風の勢力となり、25日(金)頃にピークを迎えた後、26日(土)から27日(日)の週末にかけて、やや衰弱しながらも小笠原から伊豆諸島近海を北上していく計算となっています。

これはあくまでも一つの計算ですが、もし上図のような進路を取れば、週末の関東などに影響が出てくる可能性もありますので、今後も最新の情報をお伝えしていきたいと思います。