二つの急速に発達する低気圧

予想天気図(ウェザーマップ)
予想天気図(ウェザーマップ)

大きな地震のあった東北や関東では、あす15日(月)に雨や風が強まり、荒れた天気となるおそれがあります。

その荒天をもたらすのが急速に発達する二つの低気圧で、ともに”爆弾低気圧”と呼ばれるような急発達をしつつ日本付近を通過するため、広い範囲で荒天、あるいは大荒れの天気となりそうです。

このダブル”爆弾低気圧”の中でも、日本の南を通過する低気圧は24時間で36hPaも気圧が下がる予想で、特に関東から東北にかけての沿岸部では警戒が必要です。

関東はあす昼前後がピーク

雨や風の予想(ウェザーマップ)
雨や風の予想(ウェザーマップ)

南の海上を通過する低気圧の影響で、関東はあす15日(月)の昼前から昼過ぎにかけて本降りの雨が降り、沿岸部を中心に、風も強まる見込みです。

場所によっては横殴りの降り方となりそうですから、注意、警戒が必要です。

東北はあす夕方から夜がピーク

雨や風の予想(ウェザーマップ)
雨や風の予想(ウェザーマップ)

関東沿岸を通過した低気圧は、さらに発達しながら、あす15日(月)の夕方から夜にかけて、福島県から宮城県、岩手県の沖合を通過する見込みで、東北地方でも太平洋側の沿岸部を中心に、雨や風が強まるでしょう。

大きな地震があった直後で、地盤が脆弱になっている所があるかもしれません。

亀裂が入った地面などに水が流れ込み、いつもよりも少ない降水量で地面が割れて、土砂災害を引き起こすケースもあり得ます。山やがけの近く、あるいは斜面の上に自宅がある方などは自主的に避難をした方がいいかもしれません。

また東北の山沿いでは、多い所で1メートルから2メートル以上の積雪があり、高い山ではさらに多くの雪が降り積もっている状態です。

大きな地震により、この降り積もった雪にも亀裂が生じ、崩れやすくなっているかもしれません。降水や強風などをきっかけに大きな雪崩が発生する可能性もあります。

土砂災害やなだれなどに伴う二次災害には、くれぐれも注意、警戒が必要です。

大雨警報や注意報の基準を引き下げて運用

気象庁発表資料に筆者加工あり
気象庁発表資料に筆者加工あり

気象庁から今回の地震に伴う暫定的な運用として、大雨警報や注意報の基準を引き下げる旨の発表がありました。震度5強以上の地域では、しばらくの間、通常基準の7割から8割の土壌雨量指数基準で発表されます。

土砂災害警戒情報の基準を引き下げて運用

国土交通省発表資料に筆者加工あり
国土交通省発表資料に筆者加工あり

国土交通省から今回の地震に伴う暫定的な運用として、土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げる旨の発表がありました。震度5強以上の地域では、しばらくの間、通常基準の7割から8割の基準で発表されます。