東京は20年ぶりのポカポカな成人の日に
成人の日は関東以西の太平洋側で晴天
13日(月)は、北日本や日本海側で雲が多く、北陸周辺では雨や雪が予想されていますが、関東から九州にかけての太平洋側では日差しに恵まれ、風も比較的弱く、穏やかな成人の日となるでしょう。
しかも関東周辺では気温が上がり、東京は20年ぶりのポカポカな成人の日が予想されており、まさに晴れ着日和となりそうです。
関東上空に暖気予想
13日(月)15時の上空1500m付近の気温予想をみると、東京をはじめ、関東南部から山梨、静岡県付近には0℃以上を示す赤色の領域が広がっています。
これは平年よりも高く、晴れれば15℃前後まで上がるような相対的に暖かな空気で、3月並みの暖かさをもたらす暖気です。
東京は13℃予想で、20年ぶりのポカポカな成人の日に
成人の日は1948年に制定され、1999年までは毎年1月15日でしたが、ハッピーマンデー制度の導入に伴い、2000年から1月の第2月曜日に変更されています。
これらを踏まえて、東京の成人の日の高温記録を調べてみました。
1位20.1℃(1957年)
2位19.9℃(1996年)
3位16.3℃(1978年)
4位15.4℃(2000年)
5位14.6℃(1984年)
6位14.5℃(1988年)
7位12.7℃(1960年)
8位12.5℃(1948年)
9位12.4℃(1974年)
10位12.1℃(1987年)
過去にはビックリするような高温の年があり、1957年と1996年は20℃前後まで上がり、4月中旬から下旬並みのまさに季節外れの超ポカポカな成人の日となりました。また1978年と2000年は15℃以上まで上がり、これもお花見をする頃の陽気です。
どういうわけか、2000年以降は、あまり暖かな成人の日がなく、もし予想通り、あす13℃まで上がれば、これらには及ばないものの、2000年以来、20年ぶりのポカポカな成人の日ということが言えそうです。