台風13号は沖縄直撃へ。さらに次の台風が週末に東日本を狙う?
台風13号は宮古島近海へ
沖縄の南にある台風13号はコンパクトながらも強い勢力となっています。
今後も発達し、最盛期を迎えるあす木曜日から金曜日にかけて、宮古島を中心とした沖縄付近を北上する見込みです。
宮古島に最接近するピーク時には、中心付近の最大瞬間風速が60メートルに達すると予想されており、沖縄は暴風、高波、高潮などに厳重な警戒が必要です。
なお沖縄を通過後、土曜日にかけて九州の西海上をやや離れて北上しますが、九州でも強風や高波、大雨などに注意が必要です。
熱低1は台風となり、週末に東日本方面へ?
タイトル画像内にある3つの熱帯低気圧のうち、最も東にある熱帯低気圧1が今後24時間以内に台風へ変わる見通しです。
台風が発生する前から詳細な予報をすることは禁じられていますが、種々の計算では、今後も北西方向へ進み、小笠原付近を通った後、日曜日には、東日本の太平洋側から日本の南海上付近に進めるものが増えてきています。
台風となってもあまり大きくはならない計算が大勢を占めているようですが、なかにはコンパクトながらも勢力を強める計算もみられます。
参考までに米軍合同台風警報センター(JTWC)の予想では、今後も発達しながら北西方向へ進み、日曜日から月曜日にかけて、東日本から北日本を北上する予想です。
なお日曜日の最大瞬間風速は55メートル程度が予想されていますので、強い勢力で本州へ接近し、上陸するような計算となっています。
さらにもう一つヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予想でも、日曜日から月曜日頃に東日本付近へ到達する予想です。こちらはJTWCほど勢力は強くない計算です。
台風が発生する前からやや早計ではありますが、最悪、早ければ日曜日にも東日本で荒天となるおそれがあり、台風が発生したあとの進路予想に十分ご注意下さい。
これから週末にかけて、沖縄は台風13号に厳重な警戒が必要ですし、本州付近でも新たに発生が予想される台風の影響を受けるおそれがあります。
さらにタイトル画像にある台風14号から変わった熱帯低気圧2も週末以降、再び沖縄などに影響する可能性があり、来週にかけては熱帯低気圧3の動向も気になるところです。