季節を分ける”蛇雲”が南下中。一気に深まる秋に要注意。

季節を分ける”蛇雲”(ウェザーマップ)

10月上旬は暖気優勢

10月上旬の平均気温(気象庁HPより)
10月上旬の平均気温(気象庁HPより)

先週は真夏の高気圧が日本付近へ張り出したため、台風25号が真夏のようなコース取りで日本海を進みこれに伴って日本海側を中心に季節外れの猛暑日が出現するなど、10月に入ってからも全国的に高温が目立ちました。

10月上旬(1日~10日)の平均気温は上図のようになっています。

全国的に暖気優勢で、平年よりも高くなっていますが、特に関東甲信や東北では3℃以上高い赤色に覆われており、東京都心は+3.3℃、水戸は+3.8℃、福島+3.8℃、仙台+3.3℃などとなっています。

ところがこの暖気優勢な状態はいったん終息しそうな感じです。

”蛇雲”の南下とともに冷気も南下

上空約1500メートルの気温予想(ウェザーマップ)
上空約1500メートルの気温予想(ウェザーマップ)

タイトル画像にもあるとおり、現在、日本付近を含め東西5000キロ以上にもわたり、蛇のように横たわる雲があります。

よく雲の帯は季節の境目に出来るとも言いますが、この雲の帯は夏と秋の境目に出来ている雲で、雲の北側、大陸には広範囲にわたり、秋の冷たい空気が育ってきている状況です。

上空1500メートル付近の気温予想をみると、きょう正午の段階で、すでに雲の帯が南下を始めている九州には平年より低い6℃以下の冷気が流れ込んで来ており、平年よりまだ高い北海道よりも低い状態となっています。

今後、雲の帯があす金曜日にかけて日本付近を南下するとともに冷たい空気もどっと流れ込んでくるため、上空の気温はほぼ全国的に平年より低めとなるでしょう。

来週にかけて一気に秋深まる

週間予報(気象庁HPより)
週間予報(気象庁HPより)

きょう気象庁から発表された1か月予報の1週目、来週にかけての気温予想をみると、東日本や西日本では平年より低めの傾向となっています。

さらにきょう発表された週間予報をみてみましょう。

東京に注目すると、来週にかけて最高気温は20℃前後までしか上がらず、これまで25℃を超える日が普通だったのと比べると一気に季節が進むことになります。

しかも曇天傾向で、日差しも少ないことを考えると、日中でも少し厚手の上着が活躍するようになるでしょう。

大阪でも日中は23℃程度の予想ですから、一気に長袖の活躍する季節へ突入することになりそうです。

さらに週末は全国的に気温が下がり、朝晩は寒さを感じるようになるでしょう。

この低温により、来週にかけて、北日本や標高の高い山では、一気に紅葉が進むことになりそうです。