長丁場の大雨に警戒。来週は新たな台風(22号)の動向にも注意。
秋雨前線で長丁場の雨
台風21号、及び北海道地震で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
災害はまだまだ発生途中という状況ですが、活発な秋雨前線の影響で、日本列島各地で大雨となる恐れがあります。
すでに北海道でも所々で雨が降り出していますが、あす土曜日の朝にかけて厚真町などでもまとまった雨となる可能性があります。
さらに東北~西日本にかけて雨雲の帯が伸び、所々で激しく降るでしょう。
さらに同じような状態が日曜日にかけて続きます。
特に日曜日は広島や岡山など、西日本の被災地でいっそう雨脚が強まる予想です。
気象庁からは日曜日にかけての大雨情報が出されており、さらに月曜日にかけて、同じような状況が続くかもしれません。
被災地が西日本~北日本に広く及んでいる状況ですが、雨による新たな災害の発生に十分な注意、警戒が必要です。
台風(22号)が発生する予想。来週にかけての動きに要注意
台風シーズン真っただ中の今、早くもきょう午前9時、日本のはるか南東の海上で熱帯低気圧(台風の卵)が発生しました。
そして気象庁からこの熱帯低気圧に対して、きょう午後3時に、今後24時間以内に台風に発達するという情報が発表されました。
発生すれば台風22号となるでしょう。
しかも先日上陸した台風21号と発生地点はほぼ同じような場所の予想です。
発生する前から詳細な予想は出来ませんが、周辺の上空の流れなどから発生した台風は発達しながら西寄りに進み、来週の中頃にかけて日本の南に進んでくる可能性が高いと思われます。
その後、まっすぐフィリピン方向へ進んでいくか、台湾方向へ進んでいくか、あるいは北寄りに進んで日本列島に進んでくるか、種種の計算はまだまだバラバラに分かれている状態です。
ただ最悪は台風21号と同じような進路で日本付近へ北上してくる可能性も考えられます。
まだまだ不確実な状況ですが、発生した後の進路予想にご注意下さい。
合同台風警報センター(JTWC)の予想では?
参考までに米軍の合同台風警報センターの予想では、あすまでに台風が発生し、急速に発達しながら西進する見込みです。
来週の火曜日~水曜日頃にグアム島付近を通過する頃には、最大風速70メートル(1分平均)、最大瞬間風速85メートルのスーパー台風に発達する予想です。
台風が直撃する見込みのグアムやサイパンでは猛烈な荒天となるでしょう。
平成30年7月豪雨による大雨被害に対して、緊急災害支援募金(Yahoo!基金)を行っていますので、ご協力をお願いいたします。