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引き続き台風7号に警戒。台風8号も発生か?

杉江勇次気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属
台風7号と熱帯低気圧の雲(ウェザーマップ)

台風7号は温帯低気圧に変わっても要警戒

台風7号予報円(ウェザーマップ)
台風7号予報円(ウェザーマップ)

最新の台風情報(気象庁)

台風7号は九州北部に接近しています。今後は対馬海峡から日本海へ入り、あす水曜日の夜までには温帯低気圧に変わる予想です。

温帯低気圧に変わると言っても、北からの冷たい空気を巻き込んで構造が変わるだけで、大雨をもたらす活発な雨雲が急に弱まるわけではありません。

きょうは台風本体の活発な雨雲がかかる西日本で猛烈な雨が降っている他、梅雨前線の影響で北海道でも大雨が降り河川の氾濫などが発生していますが、引き続き、西日本~北日本にかけての広い範囲で、大雨や暴風などに警戒が必要です。

河川の氾濫した北海道は更なる警戒を

雨雲の予想(ウェザーマップ)
雨雲の予想(ウェザーマップ)

台風7号は温帯低気圧に変わり、あさって木曜日にかけて、北日本を通過する見込みです。あす水曜日の夜には台風から変わった低気圧の外側の雨雲が北海道にかかり始め再び激しい雨の降る所があるでしょう。

きょう大雨の降った所では更なる警戒が必要です。

あすまでに台風8号が発生する予想

予想天気図(ウェザーマップ)
予想天気図(ウェザーマップ)

タイトル画像にもある通り、日本のはるか南に熱帯低気圧が発生しています。

気象庁の発表によると今後24時間以内に台風へと変わる予想で、発生すれば、台風8号となるでしょう。

発生場所はグアム島付近とみられ、あさって木曜日の予想天気図にも顔を出してきています。発生後は、日本の南にある太平洋高気圧の周りを北西方向に進む見込みで、この高気圧の勢力次第では、今週末から週明けにかけて、沖縄から日本本土に影響することが考えられます。

発生したあとの進路予想にご注意下さい。

気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属

人の生活と気象情報というのは切っても切れない関係にあると思います。特に近年は突発的な大雨が増えるなど、気象情報の重要性が更に増してきているのではないでしょうか? 私は1995年に気象予報士を取得しましたが、その後培った経験や知識を交えながら、よりためになる気象情報を発信していきたいと思います。災害につながるような荒天情報はもちろん、桜や紅葉など、レジャーに関わる情報もお伝えしたいと思っています。

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