週明けの東京は師走並みの寒さに?46年ぶりの低温記録の可能性も。
関東~九州は秋雨で低温続く
きょうも本州の南岸には秋雨前線が停滞し、関東~九州は冷たい雨が降っています。
冷たい雨と北風の影響で気温も上がっておらず、多くの所が20℃未満で11月並みの肌寒さとなっています。
特に関東地方は地域の特性上、一段と冷たい北東の風が吹いていることもあって、15℃前後の寒さが続いています。
金曜日にガクッと気温が下がってからほとんど同じような状態が続いていますが、あす(月)は一段と気温が上がらず、関東は日中、師走のような寒さとなりそうです。
月曜日の日中は師走並みの寒さに
冷たい雨の降り続く関東は今夜以降、更にじわじわと気温が下がり、あす(月)は日中の最高気温が多くの所で15℃に届かない予想です。
東京の時系列予報をみてみると、日付が変わった後は15℃未満の気温が続き、あすの日中は13℃位で推移する予想です。
日中の気温が13℃位ですと12月上旬頃に相当するため、あすの東京はまさに師走のような寒さとなりそうです。
更にコンピュータの計算によっては11℃~12℃で推移する予想もあり、そうなるともう12月中旬並みで、真冬のコートやダウンなどが活躍する寒さと言えます。
46年ぶりの低温記録の可能性
東京の最高気温が15℃に届かなかった場合、記録上、どうなるのでしょう?
10月の最高気温が15℃未満だった日をさかのぼって調べてみると、去年をはじめ、平成に入ってから9日ありました。
ですからそれほど珍しくはないとも思ったのですが、日付をみて分かる通り、すべて10月下旬になってから記録しているものです。
もしあす15℃未満となれば、10月中旬としては1971年以来、46年ぶりの記録となります。
近年としては、非常に早く、冬を思わせる寒さがやってくることになるでしょう。