4度ナショナルチャンプとなったアジア系スター候補がプロに転向
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![写真:Tim VanNewhouse提供](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00250444/image-1627537558487.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
7月末、ティム・ヴァンニューハウスが21歳のトーマス・ウーとのマネージメント契約を発表した。
カリフォルニア州アルカディア在住のウーには、中国とベトナムの血が流れている。185センチのウエルター級で、1発1発KOを狙って、力を込めたパンチを振るうスタイルが魅力だ。
アマチュア戦績は85勝11敗。4度ナショナルチャンピオンとなっている。ヴァンニューハウスはウーの可能性を高く評価し、プロデビューを控えた彼の背を押したのだ。
「ウーは素晴らしい才能を持っている。それをリングで示してほしい。大きな可能性を感じるよ。自然にスターとなると思うね。カリスマ性もある」と、ヴァンニューハウスは語る。
テンプルシティ高校の卒業生であるウーも言う。
「ティムとのビジネスすることが楽しみです。ティムと指導陣は僕を次のレベルに押し上げてくれることでしょう」
これまで、父親と共にキャリアを重ねてきたウーは、プロに転向して何を見せるか。
マニー・パッキャオ、井上尚弥、スーパーライト級で連勝を続けるブランドン・リーと、このところアジア系ファイターのアメリカでの活躍が目を引く。
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20210316-00226875
トーマス・ウーは気が強く、下がらないスピリッツが売りだ。果たしてどこまで上れるか。