八村塁が若き精鋭たちを激励
8 月 14 日から 8 月 17 日までの4日間、18 の国と地域から選ばれた男女64人の精鋭が東京に集結し、第 11回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズに参加している 。日本からは女子3名、男子5名がリストアップされた。
NBA で 3つのチャンピオンリングを獲得したサム・キャセール、2度Vを果たしたケボン・ルーニー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、また、ロビン・ロペス(ミルウォーキー・バックス)、田臥勇太、あるいは元WNBA選手のアシュリー・バトル、アリソン・フィースター、ヨランダ・モアといった豪華メンバーが、効率の良い動き方、スキル育成ステーション、シュートやスキルのコンペティション、5 対 5 の実戦等を、高校生年代のTOPプレーヤーたちに教えている。
プレーと同時に、健康管理やリーダーシップ、日常生活でのコミュニケーションに関するセミナーなどもメニューに組み込まれている。
このキャンプはNBAとFIBAによって設けられたが、コーチ育成のプログラムもお作り頂けたらと私は思う。
何度でも書くが、日本のバスケットボールは本場から50年遅れている。NBAの指導法を目の当たりにすれば、暴力指導が好きな香川ファイブアローズの衛藤晃平や桜宮高校元監督のような輩でも、何かを感じる筈である。
2日目の15日は、自身も2016年に行われた同キャンプに参加した八村塁が姿を見せた。述べるまでもないが、八村の存在は若きバスケットボールプレイヤーに夢を与える。日本の少年少女もバスケ好きが増えているのだから、成長の妨げとなる指導者が一人でも減ることを心から願う。