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韓国の“次世代セクシークイーン”、ついに日本女子ゴルフツアー初出場へ!!

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
ユ・ヒョンジュ(写真提供:KANG MYUNG HO)

鈴木愛の逆転優勝で終わった国内女子プロゴルフツアー第2戦『ヨコハマタイヤトーナメントPRGRレディスカップ』。6位に入ったのは、今季から日本ツアーに出場するペ・ソンウだった。

昨年のファイナルQTを14位で通過し、今季日本ツアー前半戦の出場権を得たぺ・ソンウは、人気と実力の両方を兼ね備えたプロが選ばれる“KLPGA広報モデル”に2年連続で選ばれており、昨季KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)ツアーでは賞金ランキング2位にもなった。

(参考記事:【発掘画像】イ・ボミやアン・シネも選ばれた「美女ゴルファー」の証!! KLPGA広報モデル10年分を大公開

今回は初日2位タイ、2日目には大城さつきとともに1位タイとなるも、最終日にスコアが崩れて6位タイで終わったが、KLPGA通算4勝を挙げているだけに日本挑戦1年目での優勝も夢ではないだろう。

今後の活躍が期待される韓国人選手だが、もうひとり、注目すべき韓国人女子プロゴルファーが日本にやって来る。ユ・ヒョンジュだ。

彼女のことは本欄でも過去に何度も単独インタビュー記事を紹介してきたのでご存じの方も多いだろう。1994年2月生まれの25歳。そのルックスとモデル並みのボディラインを強調したスタイルで、韓国では“ゴルフ女神”“次世代セクシークイーン”と呼ばれている。

(参考記事:“韓流ゴルフ女神”ユ・ヒョンジュの男心をつかむフィジカル【PHOTO】

昨年は日本ツアーのQTにも挑戦。惜しくもファイナルQT59位に終わって今季レギュラーツアーの出場資格は逃したが、「まるで映画女優」(『日刊スポーツ』)など複数の日本メディアで取り上げられたりもした。

そんなユ・ヒョンジュが4月4日から行われる『ヤマハレディースオープン葛城』に主催者推薦で出場することが決まったという。マネージメント関係者や本人にも確認したので、ほぼ間違いない。

ユ・ヒョンジュが『ヤマハレディース』に主催者推薦で出場することになったのは、彼女が韓国でヤマハ・クラブを愛用する契約選手であることが大きいのだろう。現在は日本ツアーを主戦場とする“八頭身美女ゴルファー”ユン・チェヨンも、2014年と2016年の『ヤマハレディース』に主催者推薦で出場している。

ユ・ヒョンジュもそうした関係から主催者推薦の白羽の矢が立ったのだろうが、前述した通り、すでにその名が知られている選手だけに、メディアから熱視線を浴びるはずだ。

今や日本でもイ・ボミやキム・ハヌルなど韓国人女子プロゴルファーが人気で、彼女たちはゴルフ場でも大勢のファンの声援を浴びているが、日本初見参のユ・ヒョンジュにはギャラリーたちの関心も高いだろう。

(参考記事:イ・ボミ、キム・ハヌルの順位は…韓国女子プロが選んだ“禁断”の美女ゴルファーランキング

思い出すのは一昨年の春だ。アン・シネが日本ツアーに初出場した際、ゴルフ・メディアだけではなく一般紙やテレビでも“セクシークイーン”旋風が巻き起こったが、それに近い盛り上がりを見せるかもしれない。

先週3月13日にはそのアン・シネの出場試合も明らかになった。昨年のファイナルQT51位に終わって今季前半戦の出場を逃していたが、主催者推薦で3月29日から行われるツアー第4戦『アクサレディス・ゴルフトーナメント』に出場することが発表されたのだ。

「日本続行かそれとも韓国復帰か」と、“韓国美女ゴルファー神セブン”のひとりであるアン・シネの去就には日韓両国のメディアで関心を集めていただけに、まずは今季もアン・シネのプレーを日本で見ることができて喜ぶファンも多いだろう。

いずれにしても、今季も新たな韓国人選手たちが日本女子ツアーにやって来る。彼女たちの挑戦にも注目したいところだ。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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