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本田望結“初・熱愛報道”は鈴木福!悩み事は「多分一番に福くんに相談」

島田薫フリーアナウンサー/リポーター
フィギュア・俳優・日常生活に全力投球の本田望結さん(撮影:すべてヒダキトモコ)

 子どもの頃から、フィギュアスケートと俳優の二刀流を続ける本田望結(みゆ)さん。現在に至るまで精力的な活動を続けており、今年は『ワンピース・オン・アイス』出演や『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』の応援サポーター、NHK連続テレビ小説『らんまん』に主人公の娘役で朝ドラ初出演を果たすなど話題になりました。昨年成人を迎えて一気に大人っぽく成長した望結さんが、仕事・家族・結婚まで、今の思いを語ります。

―朝ドラへの初出演、話題になりましたね。

 『らんまん』出演は、(主演の)神木隆之介さんがきっかけです。神木さん演じる槙野万太郎の娘・千鶴を演じたのですが、いきなり現れて急に家族のシーンから始まるので、「すぐに槙野家に馴染める人は誰がいいか」と話している中で、神木さんが私の名前を出してくださったそうです。今まで共演したこともお会いしたこともないのですが、実は「間近でお芝居を見たい、共演したい」とひそかに思っていた方だったので、ご縁をいただき、うれしかったです。

 けれど、私の演技がよくないと神木さんにご迷惑がかかるから、全力でお芝居をしなくてはいけないと、計り知れないプレッシャーでした。ドラマを観た方からは、いいお言葉ばかりいただいたのでホッとしています。

 緊迫した場面が多かったので、神木さんとはほとんどお話はしませんでしたけど、私がクランクアップした日に「ありがとう」と握手をしてくださったんです。ぐっと握りしめてくださったので、もしかしたら期待に応えられたのかなと思いました。

―最近、一人暮らしを始めたそうですね。

 高校を卒業したので、今年の春から始めました。でも全然楽しくなくて…私は7人家族で、愛犬も7匹いた生活でしたから、自分で音を出さないと音がしない部屋が本当に嫌で、半年以上経ちましたけど、全然慣れなくて“寂しい”しかないです。

―一人暮らしで新しく始めたことは?

 ご飯作りです。初めて作ったのは母から教えてもらった親子丼で、とても美味しかったんですけど、1人でご飯を食べるのが寂しくて、味も温度も冷たく感じてしまいました。

 本田家は芸能活動やフィギュアスケートの関係で、私は東京に、姉・真凜は海外にと、子どもの頃から会えない時間も多かったですけど、だからこそ会える時間が楽しくて、ケンカしている暇もないくらい家族仲がいいんです。

―誰かが来ることはないんですか。

 家族さえ、誰も入ったことがないです。私は潔癖というか、キレイ好きなところがありまして。実家で暮らしていた頃は、私の部屋に姉が来た時、エアコンのリモコンを触られただけですぐにいつもの置き方に直したり、姉がソファーから立ち上がったらすぐにコロコロをかけてクッションを直したりしていました。誰に対してもそうで、自分の定位置が乱れると気になってしまう、几帳面なんです。というワケで、私の部屋には誰も入ってこなくなり、一人暮らしの家にも遊びに来てくれないです。

 時間も気になるので、何でも決めます。移動は、電車に乗る時間、その前後の時間ももちろん時刻表で調べます。洋服は3日前から決めています。ファッションにこだわりがあるわけではなく、そわそわしてしまう。キチキチしたタイプです。人と住むのは、私はいいですけど相手がついてこられない気がします。

―結婚できないタイプかもしれませんね。

 イヤだ~!若くして結婚したいです。私の年(2004年生まれ)が“18歳成人”の第1号だったので、成人したら結婚するつもりでした。でも18歳になった時「あれ?相手がいない」と気づき、19歳になってしまいました。母が結婚したのが24歳。18歳結婚プランは崩れたので、今は母と同じ年に結婚するのが夢です。

―「子役の黄金世代」と言われますが、子役同士の関係性はどうだったんですか。

 2004年世代は確かにすごいです。でも、子役の出演は1番組1人ということが多かったので、子役同士が会う機会はほぼなかったです。

 鈴木福くんは子どもの頃に同じ事務所で、レッスンも着替えも一緒だったので、生まれた時から一緒にいる感覚です。今会うと「大きくなったな」と思います(笑)。昔は、会えば「福くーん!」と駆け寄ってギューっとハグしていたのに、最近は「福ちゃん!」と呼んでも「おっ」しか言わないから寂しくて。勝手に1人だけ大人になっちゃったみたいな感じです。

 福くんとは不思議な関係ですね。友達でもないしライバルでもないけど、福くんが「仮面ライダー」シリーズに出演するという夢をかなえているのを見ると、自分も頑張らないと、と思います。もしかしたら悔しいというか、嫉妬している部分があるのかもしれません。

 なんといっても福くんとは、6歳の頃に熱愛報道がありましたからね(笑)。私の初めての“熱愛”です。まだ相談はしたことがないけど、もし私がこの先壁にぶつかったり悩んだりしたら、多分一番に福くんに相談すると思います。

―もうすぐクリスマスですが、望結さんのクリスマスの思い出は?

 クリスマスは毎年、フィギュアスケート「全日本選手権」の開催期間に完璧にかぶっています。だから、クリスマスらしい楽しみ方はしたことがなくて、姉の応援に行くのがお決まりでした。試合が終わると、解放感から「きょうクリスマスだったね」という会話が聞こえてきます。すごく特殊で、緊張の期間です。

―12月は『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』に4年間出演されていましたね。

 日本初演(2016年・当時12歳)から出演していたので、私のクリスマスのイメージは『クリスマス・ワンダーランド』です。日本では、あまりクリスマスショーに馴染みがないかもしれませんが、海外ではお出かけをしてクリスマスショーを劇場で楽しむ機会は結構多いです。とても素敵なので、クリスマスのこんな楽しみ方があるというのを知ってもらえたらなと思います。1回観るとリピートする方が多くて、皆ファンになってしまいます。私も大ファンです。

―望結さんはスケートのシーンに出演していたんですね。

 ステージにスケートリンクが登場しますが、実は本当の氷ではなくて、板にオイルを塗って摩擦で滑っているんです。スケート靴で滑るとすぐに刃が削れてしまうので、姉が使ってないスケート靴を履いて滑っていました。試合で使う靴は研磨というお手入れが必要なんですが、普通なら1ヵ月持つところ、『クリスマス・ワンダーランド』では1回でダメになります。見た目は氷のようですけど全く違うもので、ものすごく転びやすいので、フィギュアスケートよりも難しいです。

―その板の上でジャンプもしていました。

 日本でも、イベント等ではオイルを塗った板の上を選手が滑ったりしていますが、その板の上でジャンプするのは至難の業です。フィギュアスケートのジャンプは遠心力で回るので重い靴も軽く感じますけど、板の上だと陸でジャンプをするような感覚で、体の重さが全然違います。思っている以上に難しいけど、それを感じさせずに、お客さんには本当に氷が登場したと思ってもらえるように練習していました。

 スケートは世界でも日本でも人気のスポーツですけど、クリスマスショーはまだ浸透していないので、是非『クリスマス・ワンダーランド』を楽しんでほしいです。2016年から続いているバージョンは今年がラストで見納めなので、初めて観る方もファンの方にも来てほしいです。

―今回出演はしないのですか。

 出演はしないですが、4年間出演した後コロナで公演がなくなり、私はもう参加できないと思っていたので応援サポーターに選んでいただけて本当にうれしいです。経験があるからこそ伝えられることがあると思うので、1人でも多くの方が私の言葉を聞いて「行きたい」と思ってくれたらうれしいです。そのために頑張っています。もし出られるとしたら、次はサンタさんをやってみたいです。

―子どもの頃から二刀流で来られた秘訣は?

 お芝居はオーディションに受かるよう頑張る、フィギュアスケートは姉ができているのに私ができないのは悔しい、と頑張る。ドラマに出演できたのもフィギュアスケートで全日本レベルまで行けたのも、全部悔しさからです。私には、これからも悔しいという気持ちをバネにすることが必要なのだと思います。どちらも好きなので、お芝居が大事でも、今フィギュアスケートを辞めたいという気持ちはないです。

 今、何もかもが楽しいです。仕事があると思えば明日も頑張れる、そんな毎日が続いていることが本当に楽しくてしょうがないです。

【編集後記】

“楽しい”という気持ちが全身からあふれ出ているようでした。芸歴が長くても、飽きたり慣れたりするのではなく全力で今を楽しんでいる。まだ子役だった10年以上前にも取材させてもらいましたが、その時も現場の人全員に挨拶する勢いで、しっかり場の空気を動かしていたことを思い出します。当時の思いを聞いてみると、自分が相手の名前を聞きたかったので、できる限り全員に「本田望結です」と名乗って挨拶していたこと、もし難しければ皆と目を合わせること、そして今もそれを心掛けていることを教えてくれました。

■本田望結(ほんだ・みゆ)

2004年6月1日生まれ、京都府出身。3歳で芸能活動を始め、2011年、ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で次女役を熱演し注目を集める。近年の出演作品に、映画『きさらぎ駅』、『ばかやろうのキス』(日本テレビ系)、『少年のアビス』(毎日放送)などがある。2023年、NHK連続テレビ小説『らんまん』で初めての朝ドラ出演。フィギュアスケーターとしても活躍。応援サポーターを務める『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド2023』は、12/16~25、東京・東急シアターオーブにて開催予定。公式H.P https://bcwjapan2023.jp/

フリーアナウンサー/リポーター

東京都出身。渋谷でエンタメに囲まれて育つ。大学卒業後、舞台芸術学院でミュージカルを学び、ジャズバレエ団、声優事務所の研究生などを経て情報番組のリポーターを始める。事件から芸能まで、走り続けて四半世紀以上。国内だけでなく、NYのブロードウェイや北朝鮮の芸能学校まで幅広く取材。TBS「モーニングEye」、テレビ朝日「スーパーモーニング」「ワイド!スクランブル」で専属リポーターを務めた後、現在はABC「newsおかえり」、中京テレビ「キャッチ!」などの番組で芸能情報を伝えている。

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