CESA（一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会）は、2月28日に「東京ゲームショウ2023開催発表会」をオンライン形式で実施した。

「東京ゲームショウ」はCESAが主催し、世界最大級を標榜するゲーム展示イベント。今年は9月21日（木）～24日（日）までの4日間、幕張メッセで開催される。

昨年の入場者数は13万8192人で、コロナ禍前の2019年の26万2076人に比べ約半減となっていたが、CESAによると今年は幕張メッセの全館を使用するコロナ禍前の開催規模に戻して入場チケットの販売を緩和し、昨年は入場禁止だった小学生以下も入場可能になることで、約20万人の入場を見込んでいる。

「東京ゲームショウ2023」では、ストリーマー向けに動画編集もできる拠点として「クリエイターラウンジ」のほか、ゲーミングPCや関連機器を対象とした「ゲーミングハードウェアコーナー」「ゲーミングライフスタイルコーナー」の両展示コーナーなどを新たに設置する。

また、昨年まで設置を取りやめていた「コスプレエリア」、中学生以下および家族連れ向けの「ファミリーゲームパークコーナー」が4年ぶりに復活することが決定。「ゲームスクールコーナー」は「ゲームアカデミーコーナー」に改称され、大学院の研究室や各種研究機関でも出展しやすい構成にするとのことだ。

また2021年から開催している、リアル開催とは異なる独自のブースやコンテンツを配信するバーチャル展示「TOKYO GAME SHOW VR」は、今年からスマホでも視聴が可能となり、開催期間が10月1日（日）までに延長される。

なおCESAによると、昨年まで発売されていた「午後入場券」は、今年は発売はしない予定で、混雑時は入場規制を行う場合があるとのこと。チケット販売のほか、実施内容の詳細は後日発表される予定だ。

（参考リンク）

・CESAのホームページ

・「東京ゲームショウ2023」公式サイト