アムステルダムに3Dプリンタで作られた歩道橋:オランダ王妃も登場してロボットがテープカット
オランダのアムステルダムに3Dプリンターで作られた歩道橋が運河にかけられた。MX3Dが開発した12メートルの橋で、同社のティム・ゲウトジャンス氏は「3Dプリンターで作成された橋はテクノロジーのショーケースです。建築家やデザインナーにとっても新たなツールとして効果的であることが証明されました」と語っている。デザインも曲線的で斬新。3Dプリンターで作成された鉄の歩道橋は世界初とのこと。
開通式にオランダのマクシマ・ソレギエタ王妃も登場。テープカットを行うロボットという珍しいロボットのスイッチを王妃が押すと、ロボットが赤のテープをカットしていた。王妃が登場しても王妃自身がテープカットするのではなくて、王妃はロボットのスイッチを押下するだけで、テープカットはロボットが行うのも斬新でオランダらしい。
アムステルダムの飾り窓地区(red light district)と呼ばれる地区に、この橋が建設されたことから、オランダの報道では王妃が飾り窓地区に訪問していたことばかりが目立って報じられていた。
▼オランダ王妃が登場してロボットがテープカットしていることを報じる現地メディア