カナダ緑の党、キラーロボット開発に反対を表明「人類を守っていく観点から」

カナダ緑の党・党首エリザベス・メイ氏(左)(写真:ロイター/アフロ)

 カナダ緑の党は2019年10月に同党の外交方針を表明した。その中で、気候変動に対する警鐘、反核などとともに自立型殺傷兵器(Lethal Autonomous Weapons Systems:LAWS)の禁止を訴えた。

 LAWSはキラーロボットと呼ばれており、現時点では実践では活用されていない。AI(人工知能)の進化によって、軍事分野でのAI活用は進んでいる。戦場でのロボット活用は普及しており、人間よりも3D業務(dangerous:危険、dull:退屈、dirty:汚い)はロボットの方が適任である。人間の判断を介さないでキラーロボット自身が判断して人間や標的に攻撃をしかけてくることが、倫理・道徳の観点からも懸念されている。世界中の著名人やNGOなどもAIの発展によるキラーロボットの開発に反対を表明している。

 カナダ緑の党の党首エリザベス・メイ氏は「我々は軍事主義の危険性について認識しており、軍事主義や新たな兵器開発に対しては人類を守っていくという観点からカナダ国内だけでなく、国際社会においても反対していきます」と語った。