ロシアのスタートアップ「空飛ぶタクシー」のプロトタイプ公開:2020年までに商用化目指す
ロシアのスタートアップBartiniがモスクワ鉄鋼合金製造大学のエンジニアと協力して2018年10月に「空飛ぶタクシー」のプロトタイプを公開した。「空飛ぶタクシー」とはパイロットが搭乗しないで自動運転で空を移動する乗り物。Bartiniという社名は著名な航空工学者ロベルト・バルティーニからとっている。
Bartiniではモスクワ鉄鋼合金製造大学と協力して2018年3月から製造に取組み、5月からテストを開始していた。eVTOL(電動垂直離着陸)タイプで最高時速150キロで30分まで飛行が可能、2020年までの商用化を目指している。
ロシアだけでなくドバイやシンガポール、ドイツ、中国などで「空飛ぶタクシー」の飛行試験が本格化している。規制の問題なども各国で残っているが、「空飛ぶタクシー」が実用化する日もそう遠くない。