ロールスロイス、「空飛ぶタクシー」開発へ:2020年代前半に運用開始へ
英国のロールスロイスが「空飛ぶタクシー」の開発を行っていくことを発表した。「空飛ぶタクシー」とはパイロットが同乗しないで少人数の乗客だけで空を移動する乗り物で、滑走路がなくとも垂直着陸できることが特徴。ロールスロイスは5人乗りの「空飛ぶタクシー」を2020年代前半にも運航を開始する。
ロールスロイスが開発する予定の「空飛ぶタクシー」は、EVTOL機(電気垂直離着陸機)で時速最大400キロで航続距離800キロ。同社のRob Watson氏は「ロールスロイスは『空飛ぶタクシー』でリーディング企業になっていく。そのためにも多くの企業と連携していきたい」とコメントしている。
エアバスやUberなども「空飛ぶタクシー」の開発に積極的だ。実用化に向けては法規制や離着陸場所の確保など、様々な問題もあるが、「空飛ぶタクシー」で簡単に移動できる日も遠くなさそうだ。